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関西医療大学 教員ブログ[鍼灸学科 スポーツトレーナーコース]

2008/12/12(金)

関西医療大学の4年間で得て欲しいもの

こんにちは。
関西医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 スポーツトレーナーコースの増田研一です。

実際に若い皆さんも経験してみると分かると思いますが、大学生活の4年間は長いようで実は大変短いものです。
 私が本学の学生生活で最も身につけて欲しいと考える事項は、医学的な知識や医療上必要な基礎技術もさることながら、『責任』『プライド』『コミュニケーション』の3項目です。これらは(医療職でなくても)いかなる職業に就く際であっても必要なベースとなる要素なのかも知れません。

まず『責任』ですが、『人の身体に触れる』職業はそれなりの資格を有していないと当然ながら法的に認められません。しかしそれ以上に人間の肉体・精神の弱い部分に触れる場合には重大な責任を求められるということを是非自覚して頂きたいと思います。その感覚が例えば服装や言葉遣いなど様々な点に反映されてくるはずです。
 スポーツの現場でも『闘い』の場に身を置く場合にはプロ・アマなどレギュレーション・カテゴリーなど関係なく、勝敗やセレクションなどにおいても非常に厳しい責任を負う可能性を有するという点を早い段階から自覚して欲しいと思います。

一方で専門的な技術・知識を持っているからこそ自らを置くことのできる場のグレードも高まっていく筈であって、良い意味での『プライド』を常に意識して欲しいとも考えます。言わば『責任』と『プライド』は表裏一体であって、どちらが欠けても医療人としてスポーツ現場に所属する人間としては不十分であると考えます。

またどんな場面であっても人と人との関係がスムースであって、意見を自由に交換できるコミュニケーション・スキルを獲得して欲しいと思います。どんなに優れた治療法やトレーニング方法であっても、患者さんやアスリートに十分納得・同意させることが出来なければ十分な効果が得られませんし、逆効果を示す場合さえあります。

難しそうなことを並べましたが、特にスポーツに興味があって将来その現場で仕事をしたいと早い段階から強く考えている学生は『現場』に積極的に出ることで自然と上記の資質を備えていく場合が珍しくなく、我々教員がそのスピードに驚くことさえもあります。

12月 トレーナー写真.JPG

写真は本学の大学院生と私が今年ある競技のトーナメントに帯同して日本タイトルを獲得した際のものです。賞金がウン百万円、手にしたカップもウン百万円する代物でしたが、そんなことよりもチームにおいて選手・スタッフと試行錯誤しながら1つの目的を達成するために必死でコミュニケーションを図り、厳しい責任を果たすための苦しい努力を継続した結果、日本一というごく限られた位置にたどり着く瞬間を共有できた、そんな喜びとプライドを感じて頂ければ嬉しく思います。
 我々は1人でも多くとこのような『お金で買えない』経験を共にしたいと思います。

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