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        <title>関西医療大学 教員ブログ［鍼灸学科 東洋医療コース］</title>
        <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/</link>
        <description>総合医療の知識と技を、各学科の大学教員がお届けする情報サイトです。［東洋の真髄と西洋の科学性を修めた、患者を笑顔にする「臨床に強い鍼灸師」を目指そう。］</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2010</copyright>
        <lastBuildDate>Fri, 23 Jul 2010 10:14:44 +0900</lastBuildDate>
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            <title>本学の東洋医療コースの魅力・独自性</title>
            <description><![CDATA[<p>本学の東洋医療コースの魅力と独自性<br />
関西医療大学　山本博司<br />
今日は皆さんに本学の東洋医療コースの魅力・独自性についてお話をさせていただきたいと思います。まず、本学の東洋医療コースの魅力は将来、皆さんが鍼灸治療所を開業していけるような実力をつけてもらうという目標設定をしていることです。なんといっても鍼灸の特徴・魅力は開業できることです。独立開業すると、定年がなく死ぬまで現役で働き続けることができます。自分の好きな仕事を一生続けられることは何よりの幸福です。私達は真に心から喜んで鍼灸治療を一生の仕事として続けられるように、鍼灸治療に必要な知識と技術を判りやすく、丁寧に教えていきます。また、東洋医療コースでは人間の生死、生きがいについて深く洞察し、患者さんを一人の人間として応援できる医療人というスタンスを大切にしています。すなわち、「病気」だけではなく、「病人」をみるスタンスです。従って、私達は治療に必要な資質のうち、最も重要な資質として人間に対する「誠実」を考えています。これを学生に学んでもらうために、教員は学生とのコミュニケーションにゆっくり、時間をかけて指導していきます。そして、それは最終的には教員と学生ではなく人間と人間とのコミュニケーションになっていきます。より良い人間を目指して、学生と教員が共に切磋琢磨していきます。これは本学の独自性でもあります。医療の科学化が叫ばれるなか、科学化に向けての努力は当然のことながら、自分の人間性を磨き、患者さんを応援するという理念にいささかのぶれもありません。現在、何かと政党マニフェストが注目されていますが、いわば本学のマニフェストは、建学の精神である「社会に役立つ道に生き抜く奉仕の精神」という社会・人間に対する誠実な姿勢を貫く医療人教育をしていることを一番に挙げさせていただきます。<br />
みなさん、東洋医療コースで人間の病と健康について、その本質を学びましょう！！！<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/%E5%BB%BA%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%B2%BE%E7%A5%9E2.jpg"><img alt="建学の精神2.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/建学の精神2-thumb-300x399.jpg" width="300" height="399" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span><br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/07/post-23.html</link>
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            <pubDate>Fri, 23 Jul 2010 10:14:44 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸の魅力</title>
            <description><![CDATA[<div style="text-align: right;">関西医療大学鍼灸学科東洋医療コース　近藤哲哉</div>
<br>
　西洋医療は大きく分けて外科系と内科系に分かれます。私の志した心療内科は後者に属します。心身症の患者に限らず、生活習慣病やパニック障害の慢性期を始めとする慢性疾患の診療を行っていると、「特に変わったことはないので、前回と同じ薬を28日分下さい。」と言われることも多いです。
診察室のパソコンを使ってクリック1つで前回と同じ処方を行うことができるので、治療を行っているという実感が乏しくなることがあります。極端なことを言うと、薬の分子一つ一つを兵士に見立てると、実際に病と戦っているのは薬で、自分は軍隊に突撃許可を出すだけの存在にすぎないと思えてくるのです。外科系は手術を行うので、「手当て」という言葉の語源のとおり、患者の体に手で触れる機会が多く、自分で治療している実感があり、内科系よりはこういう気持ちになりにくいと思います。そこで、患者さんに手当てを行うために本学で鍼灸師の先生から鍼灸を教わることにしました。
病気というより症状の分類は西洋医学より東洋医学の方で明らかに細かく、患者が訴える症状は、西洋医学では奇妙に見える症状でも東洋医学の本のどこかに治療法が記載されています。これは、日常生活におけるあらゆる人間関係の問題の解決法がイスラム教のコーランを見ればどこかに書いてあることに通じます。争いはコーランというマニュアルに1つだけ載っている答えに従って解決すればいいだけなので、人間同士で争いようがないのです。患者が奇妙な症状を訴えたとき、治療者の側に知識がないとひどい場合は自律訓練や運動などの非特異的な治療を勧めることしかできず、ひどければ「気のせいだから気にしないように」の一言で片付けられることもあります。そのような例を示します。<br>
写真は以前勤務していた病院に入院していた慢性疼痛の患者が自分で説明のために書いた自分の体の状態です。<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/%E8%BF%91%E8%97%A4%E5%85%88%E7%94%9F%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%A8%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg"><img alt="近藤先生ブログ用写真.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/近藤先生ブログ用写真-thumb-300x437.jpg" width="300" height="437" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span>　
絵の横に「乳頭周辺が障害を受けてると感じます(つまってる感じ)。」と付け加えていました。このときには何と奇妙な症状だろうと思っただけでした。
しかし、東洋医学を勉強すると、胆経筋というシステムの症状だと分かりました。
これは人体を縦に走る26本のラインのうち、主に体の側面(一部乳頭周辺の前胸部を含む)の浅いところを走るライン上の浅いところにある筋肉や関節が固くなり動きがぎくしゃくしている症状のことです。このように、鍼灸を勉強してからは患者が細かい具体的な症状を訴えてくることに対する苦手意識が薄らぎました。今後も西洋医学の足りないところを東洋医学で補いながら包括的な医療を実践していこうと思います。]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/06/post-22.html</link>
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            <pubDate>Fri, 18 Jun 2010 10:57:50 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸の魅力</title>
            <description><![CDATA[<p>　治療効果にこだわって長年鍼治療を続けた名人がたどり着く一つの結論がある。「鍼は『あー、それそれ』に当たった時が一番よー効く」と云うのがそれだ。<br />
　確かに鍼が初めての患者さんでも「そこ」「それっ」と言うことがあり、そう言われた時の鍼は痛みをﾋﾟﾀﾘと止める。1800年以上に及ぶ鍼治療の歴史において、「それそれ」の場所を探した人は多かったが、「それそれ」とはどんな意味かを調べた人はいない。そこで「それ」と言った人にどういう意味でそう言ったのかを尋ね続けた。数百人でﾋﾝﾄが得られ、そのﾋﾝﾄを元に質問票を作ってさらに尋ね続けた結果「それそれ」とは、鍼が自分の「痛い所に当たった」を意味していることが判った。<br />
　「それっ」は神経科学で云う知覚である。鍼を刺すなどして身体が刺激されると、先ず「痛っ！」と感覚が生じ、幾つかの感覚が組み合わされ「当たった」と云う知覚が生じる。<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/%E7%94%BB%E5%83%8F%E9%8D%BC%E7%81%B8.jpg"><img alt="画像鍼灸.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/画像鍼灸-thumb-300x199.jpg" width="300" height="199" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><br />
次いで幾つかの知覚が組み合わさって「今鍼が当たった所が私の痛みの源だ」と認知する。但し、認知が生じた段階でも、感覚、知覚は意識されないものの、存続している。右図はそれを示す。即ち右図には壺と「向き合う二人の横顔」が描かれている。それを知っていても一度に二種の象を見ることは出来ない。そう、意識は一つしかないからだ。<br />
  感覚、知覚、認知の中で、最初に起こる感覚が意識に上りやすい筈だが、体験、知識などに影響され、実際意識にのぼるのは感覚と知覚のせめぎ合いだ。何れにせよ意識にのぼったどれに注目したかで、異なる幾つかのﾂﾎﾞ体系が創られことは興味深い。鍼名人の境地を反映した体系は、知覚に注目し、21世紀に入って完成した。<br />
　ﾆｰﾄﾞﾙ・ﾐｽﾃﾘｱｽに心をつかまれ、鍼ﾜｰﾙﾄﾞ探検は一生続きそうである。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/05/post-21.html</link>
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            <pubDate>Fri, 14 May 2010 09:33:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>東洋医療コースの目指す鍼灸師像</title>
            <description><![CDATA[<p>鍼灸学科長　若山育郎</p>

<p>こんにちは。<br />
皆さんは、今まで体調が悪くなったときどうしましたか？あるいは子供の頃、熱が出たときにお母さんはどこへ連れていってくれましたか？恐らくほとんどの場合、町のクリニックか近くの病院で診てもらって、注射や薬で治療を受けたのではないかと思います。</p>

<p>あなたの経験を聞くまでもなく、今の日本の医学の主流は現代西洋医学です。現代医学は、一つの万能細胞からいろいろな臓器、例えば神経とか胃とか小腸とかを作ってそれを移植して病気を治そうとするところまで発展してきています。そうした発展を目のあたりにすると現代医学で治らない病気はなさそうに思えてきます。</p>

<p>ところが、実は現代医学で治らない病気は沢山あります。治る病気のほうが少ないといっても良いかもしれません。中国の唐の時代の孫思邈（そんしばく）という人はこんなことを言っています。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/%E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A-1.jpg"><img alt="名称未設定-1.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/名称未設定-1-thumb-480x270.jpg" width="480" height="270" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>からだの一部だけを治しても臓器のバランスが崩れてかえって病気になるということです。現代医学は今のところからだの一部だけを治す医学になってしまっていますので、この昔の人の言うことが正しいとすると、からだ全体をみてバランスを調整するような方法が今の医学には必要だということになります。この役割を果たすのが鍼灸なのです。</p>

<p>もちろん、現代医学にはいいところが沢山ありますから、現代医学がいけないという訳ではありません。からだの一部を治す現代医学と全身を調整する鍼灸をうまく組み合わせる必要があります。</p>

<p>そこで鍼灸師の出番です。現代医学を行う医師と全身を調整する鍼灸師が一緒になって治療できるような場は、今はまだそれほど多くありませんが、着実に増えてきています。そういう場で鍼灸師としての役割をきっちりと果たすことのできる人材が、本学の目指す鍼灸師像です。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/04/post-20.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/04/post-20.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 02 Apr 2010 14:46:59 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>海外へはじける我が卒業生</title>
            <description><![CDATA[<p>こんにちは。関西医療大学 保健医療学部鍼灸学科 東洋医療コースの戸田静男です。</p>

<p>私は、今年で61歳になりました。映画を見に行きますと、60歳以上はシニア料金ということで通常料金の半額近くになります。嬉しさのあまり、これからはどしどし映画館へ行こうと思っております。まだまだ若い、青二才と思っておりますが、世間では年寄り扱いにされているようで少しさびしく思います。</p>

<p>思えば、関西鍼灸短期大学、関西鍼灸大学、関西医療大学と開学以来25年間本学にお世話になっております。その間、たくさんの学生を教え、また学生から教えられました。<br />
私は40歳代後半から10年間ほど学生部長を務めましたので、その期間は特に学生全員と接する貴重な機会を得ることができました。<br />
彼らの多くは、鍼灸で社会貢献しようとする学生諸君です。中には、社会に適応するかな？うまく生活していけるかな？と思いたくなるような人もいましたが、みんなたくましく活躍しているようです。<br />
最近、卒業生に会う機会が増えたり同窓会に御呼ばれで行ったりする機会が増えてきました。その中で、印象的なことがありましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。</p>

<p>日本人鍼灸師が海外で鍼灸を行うことは、最近の東洋医学の普及から大分可能になってきました。しかし現実は、各国それぞれの事情もあり、容易なことではありません。<br />
本学12期生の菅沼綾華氏は昨年よりニュージーランドで鍼灸に従事しています。彼女は、学生時代から活動的な女性でした。高校では、円盤投げをやっていたそうです。私の学生部長時代に学園祭の実行委員長をし、いい意味での"おもろい"子でした。<br />
スポーツに関わり鍼灸をしたいという希望から、私はスポーツクリニックを紹介しました。そこに2年ほどいて、当時社会人陸上競技の強豪であった沖電気陸上部専属トレーナーにステップアップしました。そこで、かなりの活躍をしていたようです。毎年、年賀状や暑中見舞いをもらうので、楽しみにしておりました。<br />
そして、昨年さらに海外へとスピンアウトしました。彼女はニュージーランドに、日本鍼灸の良さを普及するのだと張り切っているようです。<br />
これからも、ますます"おもろい"女性になってください！</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/assets_c/2010/03/戸田先生写真-thumb-300x225-thumb-300x225.jpg"><img alt="戸田先生写真.JPGのサムネール画像のサムネール画像" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/assets_c/2010/03/戸田先生写真-thumb-300x225-thumb-300x225-thumb-300x225.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>ニュージーランドの治療室で（菅沼綾華先生）</p>

<p>今年も、日本人メジャーリーガーが大活躍してくれるでしょう。彼らの多くは、大抵日本人の専属トレーナーを付けています。今年から、本学15期生の内窪信一郎氏がメジャーリーガー専属トレーナーになり、2月初旬に渡米しました。<br />
彼は本学卒業後、プロ野球オリックスブルーウェーブ（現在はオリックスバッファローズ）のトレーナーとなりました。その後、自分でトレーニングジムを立ち上げ、さまざまなプロスポーツ選手の専属トレーナーとして活躍していました。私にとって、彼は"意欲的な"男であり、"謙虚で辛抱強く、チャンスを必ずモノにする強い意志を持った"男だという印象を持っています。今年末にオフで帰国する時は、さらに"メジャーな鍼灸トレーナー"になっていると期待しております。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/戸田先生写真①-thumb-300x225.jpg"><img alt="戸田先生写真①.JPGのサムネール画像" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/assets_c/2010/03/戸田先生写真①-thumb-300x225-thumb-300x225.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
トレーニングジムにて（内窪信一郎先生と戸田）</p>

<p>もっともっと皆さんに紹介したい卒業生が、本学には沢山います。彼らは海外だけではなく、もちろん日本においても鍼灸という手法で社会貢献、地域貢献の場で活躍してくれています。それは、彼らが本学の建学の理念である「社会に役立つ道に生き抜く奉仕の精神」を持って活動してくれているからでしょう。これは、教育者冥利に尽きることだと思います。機会があれば、そんな卒業生達も紹介してみたいと思います。</p>

<p>そして、このような素晴らしい先輩達がたくさんいる本学で、皆さんが学び、社会で大いに活躍してくれることを願っております。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/03/post-19.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/03/post-19.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 05 Mar 2010 10:10:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>健康産業分野</title>
            <description><![CDATA[<p>保健医療学部　鍼灸学科　東洋医療コースの遠藤宏です。</p>

<p>人々の健康増進に東洋医療は大きく関与しています。その中で、東洋医療の診断（測定）や治療を客観的におこなう方法があります。それは良導絡（EMI）測定、EAV（Electro Acupuncture according to Voll）測定、AMI（経絡-臓器機能）測定などです（図EMI、図EAV、図AMI）。</p>

<p>これらに共通するのは、電気によって経絡（ツボの機能的関連現象）の働きを判断することです。これらの方法は、今では世界中で用いられています。また良導絡では、電気によって身体上に存在するツボを探したり、鍼に電気を通じながら鍼治療などもします。</p>

<p>余談ですが、東京オリンピック（１９６４年）の体操選手もこの治療を受けていたとされます。私は大学で、そのような測定や治療法について、医療だけでなく、健康産業の分野における有用性を研究しています。</p>

<p>今日、健康産業分野で驚くほど貢献しているものがあります。それは種々の健康測定機器です。<br />
理由の一例を挙げてみます。</p>

<p>現在、高血圧症の方は全国で約3,000万人以上と推定され、日本人の4人に1人、更に50歳以上では2人に1人が罹患している、とされています。その上、厚生労働省の調べでも、高血圧症の患者さんは年々増加傾向にある、とも報告されています。高血圧症は、まさに国民病の仲間入りをしたようです。<br />
増加の原因は年齢以外にいくつも考えられますが、家庭用の血圧測定器の普及によって、高血圧を早期に見つけて医療機関を受診する方が増えたことも考えられます。高血圧は他の臓器不全をもつくりだします。だから、早く見つけるほうが得策です。<br />
したがって、家庭用の測定器はまさに健康に貢献しているといえるでしょう。<br />
このような考え方を鍼灸界にも拡げてみれば、家庭用の東洋医学診断機器の有用性は云わずとも分かると思います。</p>

<p>鍼灸師の養成機関はたくさんあります。ですが、その多くは知識と技術を習得する職業訓練校に近いものです。大学は研究施設を兼ね備えていますので、鍼灸の治効メカニズムを説き明かす以外にも、先ほどの診断機器の開発にも積極的に関われます。</p>

<p>我々は東洋医学の診断を器械でおこなう良導絡測定やＡＭＩ測定を、もっと家庭環境でも利用できるように開発を進めています。そうすれば、患者さんが鍼灸院を訪ねるきっかけを増やし、鍼灸治療の受診率も高めることになるでしょう。そして人々の健康に大いに貢献できると考えます。</p>

<p>現在、汎用されている測定機器では、測定の仕方やその精度において、満足できるものに至っていません。それは開発に必要な研究が十分になされていない為でもあります。</p>

<p>本学の東洋医療を志す方々は是非この大学で、この測定器の開発プロジェクトを立ち上げて一緒に研究しましょう。開発の当初における診断精度の低さはしかたがないにしても、研究を進めて徐々に精度を高めていけば、必ず健康に役立つものに発展していけるに違いありません。</p>

<p>（EMI）写真<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/EMI.jpg"><img alt="EMI.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/EMI-thumb-300x211.jpg" width="300" height="211" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>（EAV）写真<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/EAV.jpg"><img alt="EAV.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/EAV-thumb-300x295.jpg" width="300" height="295" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>（AMI）写真<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/AMI.JPG"><img alt="AMI.JPG" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/AMI-thumb-300x290.jpg" width="300" height="290" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/01/post-18.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2010/01/post-18.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 29 Jan 2010 08:57:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>東洋医療コースの目指す鍼灸師像</title>
            <description><![CDATA[<p>保健医療学部では「人体の機能Ⅰ・Ⅱ」、大学院では「生体情報学概論・特論」などの科目を担当している樫葉均と申します。</p>

<p>さて本学は、関西鍼灸短期大学として発足し、関西鍼灸大学を経て、関西医療大学へと発展してきました。卒業生らは、鍼灸師の資格や、他の医療分野の資格をさらに取得し、医療の現場で地域の人々の健康増進に貢献しています。そんな中、研究分野で活躍したいと考える卒業生は決して多いとは言えません。現在の鍼灸治療の考え方を支えている東洋医学は、東洋思想の中で育まれた美しい生体理論で構成されています。<br />
しかしながら、その東洋医学を自然科学的立場から眺めてみると、まだまだ説明しがたい部分も多く、解明しなければならない神秘のメカニズムが多く残存していることもまた事実です。平成１９年度よりスタートした大学院修士課程（現在のところ、博士課程は設置していない）は、このような課題に取り組むべき研究能力を有する人材の育成が目標であり、是非、高校生のみなさんにも興味を持っていただきたいと思います。</p>

<p>ここで、現在、神経科学の研究分野で活躍している、そして私の共同研究者でもある樋川正仁君を紹介したいと思います。<br />
樋川君は関西鍼灸短期大学を卒業し、併設の専攻科で学士（４年制大学を卒業した者に与えられる学位）を取得した後、鳥取大学大学院医学系研究科前期博士課程に入学し、続けて同大学後期博士課程に進みました。現在、「神経の可塑性」をテーマにした博士論文を作成中であり、週に１～２日程度、鳥取大学での実験データを本学に持ち込み、コンピュータグラフィックを駆使しながら解析を続けています（写真A：解析中の樋川君、写真B：解析している神経細胞の形態）。<br />
彼は、「これまで培ってきた神経科学の知識と経験を、鍼灸の研究・教育に活かしたい。」と将来進むべき道を確信した様子で、私の眼に頼もしくさえ映る存在です。</p>

<p><br />
写真Ａ：樋川君<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/A%20%E6%A8%8B%E5%B7%9D%E5%90%9B.jpg"><img alt="A 樋川君.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/A 樋川君-thumb-300x233.jpg" width="300" height="233" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>写真Ｂ：神経細胞<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/B%20%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B4%B0%E8%83%9E.jpg"><img alt="B 神経細胞.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/B 神経細胞-thumb-200x266.jpg" width="200" height="266" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p><br />
理科離れが進んでいると言われている昨今、一人でも多くの皆さんに、研究の門戸を叩いていただき、未知の領域へ挑戦してもらいたいと思います。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/12/post-17.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/12/post-17.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 18 Dec 2009 09:28:12 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>社会に役立つ道に生きぬく奉仕の精神</title>
            <description><![CDATA[<p>自然界は動物も植物も助け合いで成り立っています。<br />
人間の社会も人間同士が助け合って成り立っています。<br />
人間は多くの場合、職業を通して助け合っているので、職業はすべて尊いものです。<br />
本学の建学の精神ではこのことを「奉仕の精神」と言っています。<br />
このことを言い換えれば、職業はお金を儲けるためのものではないということです。</p>

<p>お金が儲かるのは結果であって目的ではない。<br />
誰もが求める幸福でさえ、結果であって目的ではないと言われます。<br />
ここを間違うと人生全てが間違ってくる。ここがしっかりしていれば、紆余曲折はあっても人間として落ちつくところに落ちつける。</p>

<p>本学は医療大学なので、どんな職業よりもこの精神を大切にし、これを医療現場で実践できる人間を育てなければならないと考えています。授業ではいつもこのことを忘れないように気を付けて学生と接しています。何回でも、その都度言葉を言い換えて、学生が気付き納得するまで、繰り返して指導することを心がけています。</p>

<p>先生とは先に生きている人、先を行く人です。私自身は先を歩いてもう30年になりましたが、現在も学生諸君の前を歩くということに、その責任の重さに身が引き締まる毎日です。</p>

<p>私は保健医療学部鍼灸学科 東洋医療コースの山本博司と申します。ご縁があれば皆さんと共に医療人の道を学びたいと願っています。</p>

<p>これから寒さが厳しくなりますが、冷えは疲労と同じなので気を付けてくださいね。<br />
ではいつか会える日を楽しみにしています。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/11/post-16.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/11/post-16.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 13 Nov 2009 13:24:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸が美容で活かされているって本当！</title>
            <description><![CDATA[<p>保健医療学部鍼灸学科 東洋医療コースの王 財源です。<br />
本学には中国の伝統医学を美容に活かし、鍼灸師が新たな舞台で存分に活躍できる裾野を広げています。その1つの取り組みとして、大学のクラブに中国伝統医学をベースにした鍼灸美容クラブがあります。以前は女子が多かったクラブですが、最近では男子学生も増え、伝統医学を違った視点で身につけることができるので、難しいと思われがちな東洋医学も、結構楽しみながら、理論と技術の習得を身につけているようです。<br />
そこで今回は、今年3月に卒業したばかりの川崎真澄先生の活躍ぶりを紹介します。是非、生の声を聞いてみなさまの人生に役立ててください！<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</p>

<p>■　2009年3月卒業　川崎真澄より<br />
「美容鍼灸を始めたきっかけ」<br />
私が美容鍼灸と出会ったのは、大学２年生の夏のことです。琵琶湖で行われた中医学の勉強会の合宿で"中医学美容入門"というテーマで講演された北川 毅先生のお話を聞いたことがきっかけでした。<br />
北川先生がお話しされた、美容を目的とした鍼灸の学問・手技・効果・ニーズの高さに衝撃を受けた私は、自分自身でもやっていきたいと思いました。しかし当初は何から始めていいかも分からず、私はまず学内に以前からあった中医美容研究会というサークルに初めての男性部員として入部しました。顧問である王 財源先生に多くのことを教えていただき、ますます美容を目的に行う鍼灸に興味を持ち"卒業したら美容鍼灸を絶対にやっていく"という目標を立て、学内・学外問わず積極的に勉強しました。在学中には鍼灸学会で中医美容研究会の研究内容を発表することができ、さらに美容鍼灸と出会うきっかけとなった勉強会の実行委員長もさせていただき、多くのことを学ぶ機会に恵まれました。<br />
現在では目標としていた美容鍼灸を最高の形で行うことができ、店長をはじめ先輩スタッフの方々に、臨床面もさることながらお客様に対するおもてなしの心など、施術者として必要な沢山のことを教えていただき、自分の成長が実感できる充実した素晴らしい日々を送っています。鍼灸の良さを多くの人に知っていただき、全てのお客様に喜んでいただけるよう毎日励んでおります。</p>

<p>「中医美容がどのような形で行われているか」<br />
私は、横浜にあるスパ施設内の「東方健美」という店舗で本年より勤務しております。スパ施設内には、トリートメント＆ビューティーと呼ばれるフロアが存在し、世界中から集まった伝統的な技法による美と癒しを提供する店舗がたくさんあり、日ごろの疲労改善や健康的な美しさを求めて多くのお客様が来られます。私の勤務する店舗でも健康や美容に関心の高いお客様が多く来店され、お客様のニーズにあった「美容鍼灸」や「鍼灸治療」「トリートメント」等をお客様の身体を診させていただいた上で行っています。</p>

<p>「美容鍼灸学を進める上での、中医学を学ぶ意義」<br />
美容鍼灸を学ぶ上で重要になるのは、技術もさることながらやはり"鍼灸師"として経絡や経穴、また気血の流れを考えておこなうため、豊富な東洋医学の知識です。美容鍼灸と言えば鍼灸治療とは全く違う分野に聞こえますが、美容（美しさ）は健康を基礎として成り立つものであり、人は健康であることによって外見的な美しさを保つことができます。そのため、鍼灸の持つ特性を活かして内面から体の健康状態の維持・増進をはかることにより、それに伴って美容効果が現れてくるため、「鍼灸治療」と「美容鍼灸」のどちらも目的は違えども根底は同じといえます。そのため、美容鍼灸を学ぶ上でも東洋医学の勉強は欠かせません。</p>

<p>「先輩よりのアドバイスとして」<br />
私が働き出して思ったことは、美容を目的で来られる人と同じくらい...いえ、それ以上に様々な症状の改善を目的として来られるお客様が多いことです。美容鍼灸をされるお客様でもほとんどの方が頚肩部の凝りや目の疲れ、ストレスを感じておられます。また、この他にも店舗には肩こりや腰痛を始め、便秘やむくみ、眼精疲労、顔面神経麻痺、婦人科疾患、消化器疾患、不眠症や冷え性といった様々な悩みを抱えたお客様が多く来られます。これらの疾患に適切に対応するためにも幅広い知識が必要となり、学校で学んだ授業の一つ一つがとても大切なものであったということを改めて実感しています。学校やいろいろな所で学んだ多くのことが私を後押ししてくれ、今では大きな力となっています。<br />
授業中に「こんなの必要なのか？」と思うこともあるかもしれません。しかし授業で学んだことがいつ必要となるとも分かりません。確かに現場に出ないと分からないことも沢山ありますが、知っているのと知らないのとでは全く違います。一つでも多くのことを学んで現場に出てきてください。そのためにも授業を疎かにせず、多くのものを自分の目で見て、さらに体験することにより鍼灸の持つ大きな可能性を感じてください。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/%E6%9D%B1%E6%B4%8B%28%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E3%81%8F%E3%82%93%E5%86%99%E7%9C%9F%29.JPG"><img alt="東洋(川崎くん写真).JPG" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/東洋(川崎くん写真)-thumb-300x400.jpg" width="300" height="400" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span></p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/10/post-15.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/10/post-15.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 09 Oct 2009 09:11:55 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ｽﾎﾟｰﾂ分野</title>
            <description><![CDATA[<p>関西医療大学保健医療学部　鍼灸学科の黒岩共一です。</p>

<p>トリガーポイント鍼療法では世界一の技術を誇ります。トリガーポイント鍼療法は運動器と呼ばれる、筋、腱、靱帯、骨などの痛みに抜群の効果があります。大変よく効くので、あちこちで治療したけれど痛みが取れなくて泣いていた人が、ここに来て痛みが取れたと言って泣き出すこともあるくらいです。</p>

<p>この大学にくればトリガーポイント鍼療法を学ぶことが出来ます。厳しくなった就職戦線で勝ち抜くには「売り」が必要ですが、トレーナーとして打って出るのに「痛みをとる」技術は強い「売り」になります。何故なら、スポーツをすると幾つかの決まった筋肉を繰り返し使います。<br />
筋の「繰り返し使用」オーバーユースは使用する筋を固い筋に変え、痛みを生じ易い筋へと変えることが知られています。<br />
つまり、スポーツと「痛み」には親子のような関係があるからなのです。誰もが痛くなる可能性を抱えた世界で、痛みをとる技術を持つ。強力な「売り」を持つことになります。</p>

<p>少しくらいの痛みなら我慢するのがアスリートに求められる根性かも知れませんが、ファインなスポーツでは「少しくらいの痛み」でも、十分にフォームを崩し、技の切れを鈍らせます。それどころか、金メダリストを引退に追い込むことさえできます。恐るべし痛み！ですが、スポーツ分野では、筋や腱が何かの「病気に罹って」痛くなることは殆どありません。ブッチと切れたか使い過ぎて痛くなったかのどちらかで、殆どは使い過ぎによる痛みです。使い過ぎの痛みは「病気に罹った」痛みではありませんから、痛みを取ることが本質的な治療です。</p>

<p>でも、痛みをとるくらいトリガーポイント鍼療法でなくてもいいんじゃないの？いけない理由があります。殆どの人は自分が痛みを感じているところが痛くなったところ(つまり病気に罹った悪いところ)だと思っています。<br />
ところが世界中でやられた実験により、痛みを感じているところが悪いところの可能性は1/3~1/2程度(半分以下！)なのです。<br />
痛い所が別にあるのは運動器だけではありません。歯の痛み、頭痛、腹部内臓の痛みも病変が痛い所に見つからないことがよくあり、歯科、内科、泌尿器科、麻酔科のお医者さんを悩ませています。<br />
トリガーポイント鍼療法がスゴイのは「痛みを感じているところ」でなく「痛くなったところ」を探しだして、その痛みの元に鍼をするところなんです。<br />
なにかかなり効きそうでしょう。<br />
違う所にある痛みの元を見つけるトリガーポイント鍼療法の技術は将来、歯科、内科、泌尿器科などの痛みの診断に利用される様になるでしょう。でも取り敢えずアスリーツから喜んで貰える技術を学びに、本学に来ませんか？</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/09/post-14.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/09/post-14.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 04 Sep 2009 09:31:21 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸師の活躍する現場―開業―</title>
            <description><![CDATA[<p>関西医療大学　保健医療学部　鍼灸学科教授の川本　正純です。</p>

<p>昨今では、免許取得後の進路は全ての免許取得者が開業に踏み切るのではなく、様々な活躍の場の選択肢が増えている状況ですが、この状況に至るまでの歴史は、三療（あんまマッサージ指圧師・はり師・きゅう師）業界の多数の先輩による闘争といっても過言ではない努力の賜と言えます。<br />
戦後GHQや厚生労働省との様々な交渉から三療の独立開業の権利を確保した結果なのです。もうこの歴史を詳らかに口頭で伝えていただける先生方は、数少なくなりましたが鍼灸手技療法の世界が今日の隆盛に至り、今後も発展していくことを望んでおられると考えます。</p>

<p>さて私達の学生時代（専門学校の学生）は、第一に卒業後の鍼灸院の開業を念頭に置いて学生生活の日々を過ごしていました。また開業に際しては、「石の上にも三年」という諺があるように「三年間患者が、一人も来なくても生活が出来るだけの準備をして開業しなさい。」「○○鍼灸院がここにあるのだと周知してもらう為にも早く開業に踏み切った方がよい。」などの先輩から諌言を頂いておりました。<br />
専門学校という特殊性から職に就きながら退職後の仕事にと考えて、お越しになっている方もあり又、家業を継ぐためにと考えておられる学生もいました。<br />
現在大学に在籍している学生諸君の殆どは、多数の大学進学の一選択肢として入学して来られ御父兄もまたこの業界に携わっておられる方はほんのわずかではないかと考えます。そういった意味から、卒後直後は言うに及ばず、数年後も開業という二文字は、頭に浮かばないかもしれませんが、冒頭記しましたように、鍼灸師に与えられた権利である開業は、是非考えても良いのではと思います。</p>

<p>例えば、実家はこの業界とは無縁で自分が開業する為のバックボーンは一人で構築しなければならない人のケースでは、卒業後一旦は鍼灸師として就職され、土日祭日は知り合いの方の施術を行い開業資金の確保と開業後の患者さん確保を同時にされ数年後開業された例もあります。また社会人入学で本学に入学され卒業後直ぐに開業し、開業当初は、休診日に本学の研修鍼灸師として研修されながら徐々に患者さんを増やしていかれた例もあります。<br />
さらに、社会人入学の方ですが、女性で看護師でもあり卒業後は直ぐに開業され、東洋医学に造詣のある婦人科の先生とのコラボレーションでレディース鍼灸をされているかたの例もあります。この先生方が異口同音に「患者さんに教えていただく事が多くあり、毎日牛歩のようでありますが、スキルアップしていると思います。」といっておられます。そして少しでも地域医療に貢献できればと「人のために役立つ奉仕の精神」にマッチした活躍をされております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</p>

<p>最後に、医療の一端を担う医療人として人柄がまず第一だと考えます。そして知識とさらに磨かれた技術（治療センス）が不可欠だと考えますが皆さんは如何でしょうか。　<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/07/post-13.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/07/post-13.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 28 Jul 2009 16:22:39 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸師の活躍する場―治療院―</title>
            <description><![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E3%83%BB%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG"><img alt="東洋・写真.JPG" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/東洋・写真-thumb-300x200.jpg" width="300" height="200" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span>今月は治療院について考えてみたいと思っています。<br />
このテーマを担当することになりました関西医療大学の保健医療学部・鍼灸学科・東洋医療コースの吉備　登といいます。</p>

<p>鍼灸師ははり師ときゅう師の国家試験を受けて免許を取り、はり・きゅうの治療院を開設することが出来ます。しかし、卒業してすぐはほとんどの学生さんは20歳前半とまだまだ若いために、すぐに開業する方はほとんどありません。まず、どこかの治療院に勤めて実際の臨床をこなしながら経験を積み上げ、腕を磨いてから開業する方が多いと思われます。</p>

<p>それではどのような治療院があるでしょうか？</p>

<p>鍼灸院、按摩・マッサージ・指圧院、ほねつぎ・接骨院・整骨院、整体院、操体院、カイロプラクティク、クイックマッサージ・足裏マッサージ、タイ式マッサージなど多くの種類の治療院があります。<br />
これらのなかでも正式な国家資格ははり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師などであって、整体師、操体師、カイロプラクター、クイックマッサージ師、足裏マッサージ師・タイ式マッサージ師などは日本国内では法的根拠のない民間資格で、国家資格ではないこともしっかりと知っておいてもらいたいと思います。</p>

<p>卒業後は、ほとんどの学生さんが鍼灸院または鍼灸整骨院などを希望する場合が多いのですが、治療院以外では、病院、診療所、医院または介護施設などの希望もあります。<br />
しかし、医療・介護施設のなかでは鍼灸の治療がどの程度取り入れられているかは施設により異なっているのが現状のようです。</p>

<p>なお、本学には診療所に附属する鍼灸治療所があり、４年生の鍼灸臨床実習時には鍼灸治療所に入って患者さんと対話し、医療面接などを実際におこなうことができます。<br />
また、１年生からは学校の休みの期間など空いている時間があれば、希望によって鍼灸の臨床見学をすることも可能になっています。また、学校以外の鍼灸などの治療院についても、インターンシップの一環として学外の鍼灸治療院の見学実習も実施しています。</p>

<p>卒業するまでに、実際の治療院における仕事がどのようなものであるかをじっくりと体験し、医療人としての自覚をしっかりと身につけることができるように、勉強に励んでほしいと思っています。</p>

<p><br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/06/post-12.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/06/post-12.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 19 Jun 2009 10:03:31 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>鍼灸師の活躍する場 ―医院―</title>
            <description><![CDATA[<p>関西医療大学 保健医療学部 鍼灸学科の坂口俊二です｡<br />
　<br />
鍼灸学科東洋医療コースでは、「鍼灸師の社会的役割の確立」をテーマに、鍼灸師として社会で活躍する場を紹介しています｡<br />
第1回目は本コースが目指す鍼灸師像を紹介しましたが、今回から具体的な活躍の場について、本学卒業生の声も交えて紹介していきます｡<br />
　<br />
鍼灸師の活躍する場、今回は｢医院｣です｡<br />
　<br />
平成20年度卒業生の進路状況では、就職者の21％が医院（病院、診療所）でした｡鍼灸治療所などに勤務して腕を磨き、20代後半で開業する者が多いなかで、最近、医院への就職希望者が増えてきています｡<br />
ただ、鍼灸院からの求人に比べると医院からの求人は少ないのが現状です｡医院のなかで患者さんが現代医療と鍼灸治療を受けることにより、良い結果を生むことはたくさんあるのですが、現在の医療体制では、通常の医療と鍼灸治療を混合できないということがあるためです。</p>

<p>しかしながら、独自で様々な試みを行っている医院もあります。<br />
たとえば最近では、医院がその近くに系列の鍼灸治療院をつくり、よりベストな治療法が受けられるような形態が増えてきています｡これが進むと、鍼灸師はこれまで地域に根ざし、多くの疾患や症状を一手に担わなければならなかった状況から、医師の診断を受けた患者さんにより適切な治療が提供できることとなり、また医師との連携がとれることで、患者さんの急激な症状の変化にもいち早く対応できるようになります｡患者さんからの鍼灸治療の需要は多いだけに、このようにうまく現代医療と鍼灸がコラボレーションできる形態が順調に進めばより求人の増加につながると考えています。<br />
　<br />
本学でもキャリア（一生の仕事、進路など）支援室を設置し、求人情報の収集・管理・提供にあたるとともに、大学1年次より参加可能なイベントを各種展開し、学生の希望に沿ったキャリアの獲得に向けて動いています｡<br />
　<br />
この写真は、本学卒業生の井原奈都子さんです｡井原さんは本学卒業後に専攻科（現在は募集はしていません）でアトピー性皮膚炎の鍼灸治療に取組み、修了後は黒山鍼灸院での勤務を経て、現在は大阪府堺市の阪本クリニックに勤務しています｡<br />
阪本クリニックは整形外科を専門とする本院と、その近隣に鍼灸整骨院、鍼灸院を展開しています｡鍼灸院での治療は、本院での治療経過から院長がはり・きゅうの治療が適切と判断した患者さんを対象に保険給付（療養費）を取り扱っています｡<br />
井原さんは、｢各院をローテーションするのでとても新鮮です｡鍼灸院ではヘルニアの患者さんが多く、一生懸命治療しています｣とのことでした｡</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg"><img alt="東洋写真.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/東洋写真-thumb-200x229.jpg" width="200" height="229" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span><br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/05/post-11.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/05/post-11.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 15 May 2009 10:15:36 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>東洋医療コースが目指す鍼灸師像</title>
            <description><![CDATA[<p>関西医療大学　保健医療学部　鍼灸学科 東洋医療コース　教授の楳田高士です。</p>

<p>鍼灸治療は2000年以上の歴史をもつ伝統医学であり、今や世界各国の保健医療の一分野を担うまでに成長しています。<br />
　<br />
世界保健機関（WHO）は世界の衛生・公衆衛生の指導的立場を有し、世界各国で健康問題の取り組みについてその理念と方向性を示してきました。</p>

<p>2008年北京で開かれたWHO伝統医学会議で事務局長のチャン氏が基調講演を行い、伝統医学が近年、高度に医療の専門化が進んだ国々で個別化した総合ヘルスケアとして急成長していると述べ、プライマリ・ヘルスケア（primary health care；PHC）のリニューアルとして、伝統医学を、誰もがアクセス可能な患者中心のヘルスケアを実現する医学として捉え直すことを提案しました。</p>

<p>PHCとは、住民にとって最も基本的かつ重要な保健医療をいい、健康増進、疾病管理、リハビリテーション、環境調整までも包括し、その実践に向けては保健指導、栄養、運動指導、福祉、医療社会事業などが必要となります。</p>

<p>具体的には地域の第一線の医療機関がこれに相当します。社会構造、人口構成、疾病構造なども大きく変化するなかで、今回のWHOが提案する伝統医学をPHCへ包含させるという「新しい風」はこれからの医療に変革をもたらすものと考えます。<br />
鍼灸治療は｢未病治｣（疾病予防）に主眼を置き、地域住民の健康増進、健康管理を担う医療であり、まさしくこのPHCに相当します。</p>

<p>東洋医療コースでは、東西両医学をバランス良く修得し、地域の第一線で多くの人々の健康に役立つ鍼灸師（はり師・きゅう師）を目指します。PHCには上述したように幅広いフィールドがあり、鍼灸師の活躍の場が拡がっています。</p>

<p>本コースでは鍼灸師の資格に加えて、健康づくりのための運動指導を行う健康運動実践指導者の取得を目指します。将来的には、介護・福祉分野で活躍するための介護支援専門員（ケアマネジャー）や社会福祉主事として活躍の場を広げることも可能となります。</p>

<p>次号からは、鍼灸師としての活躍の場、具体的には病院勤務、鍼灸院・接骨院勤務、鍼灸院開業、スポーツ分野、美容・レディース分野、教育分野、研究分野、健康産業分野、進学・留学などをあげ、各活躍している卒業生の声なども紹介していきます。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/04/post-10.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/04/post-10.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 10 Apr 2009 08:45:23 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>４月から共に学ぶ学生たちへ</title>
            <description><![CDATA[<p>こんにちは<br />
関西医療大学　保健医療学部　鍼灸学科東洋医療コースの中吉隆之です。</p>

<p>入学式を４月に控えて、不安と期待とを胸に秘めながら新しい生活をあれこれ思い描いていることでしょう。皆さんは、鍼灸に興味を持ち、縁あってこの大学に入学されることとなりました。4年後には国家試験を受け、鍼灸師となります。長いようですが、とても短い4年間です。そこで、ちょっとしたアドバイスを！</p>

<p>１）人との出会いを大切にしよう。<br />
大学には医療に興味を持った様々な人たちが全国から集まってきています。何か気になる人がいた時には、話しかけてみると良いと思います。ちょっとした出会いが、貴方の人生に色々な影響を与えるかもしれません。人と人との出会いの中で、多くのことを学んでください。</p>

<p>２）勉強しよう。<br />
これまでは押しつけられていた勉強でしたが、これからは自分が目指す鍼灸師になるための勉強です。鍼灸師は鍼と艾(もぐさ)を道具にして人を治療する仕事です。道具が簡単だから簡単に治療できるかといえば、そうではありません。効果的な治療のためには現代の解剖学や生理学の知識はもちろんのこと、古代の人々考えた人体についても学ぶ必要があります。しっかりと勉強してください。大学では単に鍼灸師の資格を取るためだけの必要最小限の勉強だけではなく、幅広い医学知識や教養を持った鍼灸師となるために様々なことを学ぶことになります。授業は少し難しいかもしれませんが、分からないときには先生方にどんどん質問してください。</p>

<p>３）何でもやってみよう。<br />
大学の卒業生の中には、プロチームのトレーナーとなったり、治療所を開業されたり、中国に留学したりと、自分の夢を実現された先生方が大勢いらっしゃいます。なぜ、実現できたのでしょうか。それは、やりたいと思った事をやってみたからです。出来る出来ないを自分で決めることはありません。若いのですからとりあえず何でもやってみましょう。</p>

<p>それから最後に・・・<br />
私たち教員一同、入学式で皆さんと会えることを楽しみにしております。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/3%E6%9C%88%E3%80%80%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg"><img alt="3月　東洋写真.jpg" src="http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/3月　東洋写真-thumb-300x259.jpg" width="300" height="259" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span><br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/03/post-9.html</link>
            <guid>http://www.kansai-blog.jp/toyoiryo/archives/2009/03/post-9.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 06 Mar 2009 09:00:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
</rss>
