
2009/09/04(金)
スポーツ分野
関西医療大学保健医療学部 鍼灸学科の黒岩共一です。
トリガーポイント鍼療法では世界一の技術を誇ります。トリガーポイント鍼療法は運動器と呼ばれる、筋、腱、靱帯、骨などの痛みに抜群の効果があります。大変よく効くので、あちこちで治療したけれど痛みが取れなくて泣いていた人が、ここに来て痛みが取れたと言って泣き出すこともあるくらいです。
この大学にくればトリガーポイント鍼療法を学ぶことが出来ます。厳しくなった就職戦線で勝ち抜くには「売り」が必要ですが、トレーナーとして打って出るのに「痛みをとる」技術は強い「売り」になります。何故なら、スポーツをすると幾つかの決まった筋肉を繰り返し使います。
筋の「繰り返し使用」オーバーユースは使用する筋を固い筋に変え、痛みを生じ易い筋へと変えることが知られています。
つまり、スポーツと「痛み」には親子のような関係があるからなのです。誰もが痛くなる可能性を抱えた世界で、痛みをとる技術を持つ。強力な「売り」を持つことになります。
少しくらいの痛みなら我慢するのがアスリートに求められる根性かも知れませんが、ファインなスポーツでは「少しくらいの痛み」でも、十分にフォームを崩し、技の切れを鈍らせます。それどころか、金メダリストを引退に追い込むことさえできます。恐るべし痛み!ですが、スポーツ分野では、筋や腱が何かの「病気に罹って」痛くなることは殆どありません。ブッチと切れたか使い過ぎて痛くなったかのどちらかで、殆どは使い過ぎによる痛みです。使い過ぎの痛みは「病気に罹った」痛みではありませんから、痛みを取ることが本質的な治療です。
でも、痛みをとるくらいトリガーポイント鍼療法でなくてもいいんじゃないの?いけない理由があります。殆どの人は自分が痛みを感じているところが痛くなったところ(つまり病気に罹った悪いところ)だと思っています。
ところが世界中でやられた実験により、痛みを感じているところが悪いところの可能性は1/3~1/2程度(半分以下!)なのです。
痛い所が別にあるのは運動器だけではありません。歯の痛み、頭痛、腹部内臓の痛みも病変が痛い所に見つからないことがよくあり、歯科、内科、泌尿器科、麻酔科のお医者さんを悩ませています。
トリガーポイント鍼療法がスゴイのは「痛みを感じているところ」でなく「痛くなったところ」を探しだして、その痛みの元に鍼をするところなんです。
なにかかなり効きそうでしょう。
違う所にある痛みの元を見つけるトリガーポイント鍼療法の技術は将来、歯科、内科、泌尿器科などの痛みの診断に利用される様になるでしょう。でも取り敢えずアスリーツから喜んで貰える技術を学びに、本学に来ませんか?

