
2008年8月アーカイブ
2008/08/01(金)
鍼灸学科が目指す医療
私は、鍼灸学科東洋医療コースで教務部長を務めます楳田高士と申します。
今回は関西医療大学鍼灸学科について説明させていただきます。
鍼灸学科は東洋医療とスポーツトレーナーの2つのコースがあります。東洋医療コースでは「自然治癒力を高める東洋医学の真髄を修めながら、現代医学に立脚した幅広い知識を併せ持つ、元気な鍼灸師」を育成し、スポーツトレーナーコースでは「現場で人として選手とともに努力し、喜び、時には悔しがり、また、医療人として意識の高さを兼ね備えた鍼灸師の資格を持つ、元気なスポーツトレーナー」を育成しています。
どちらのコースも卒業時に鍼灸師の国家試験を受け、鍼灸師になるわけですが、鍼灸治療は人が持っている自然治癒力を高め、未病から難病まで多くの疾患の治療とケアに用いられています。現在、医療のなかで注目され、いまや地球規模に広がる代替医療*の代表となっています。
鍼灸治療は患者さんとのコミュニケーションを通して、心身に触れ、苦痛を和らげるために「ツボ」とよばれる場所に、鍼や灸を行います。鍼灸治療に必要な技術を高めるため、鍼灸の基礎から専門的な手技を用いる治療法まで、4年間に多くの時間をかけて実習します。特に、東洋医療コースでは患者さんを前にした附属診療所・附属治療所での実習やインターンシップ実習(開業されている鍼灸院での実習)に力を注いでいます。
私の専門領域は安全管理・感染管理学です。医療は安全の上に行われる行為であることはいうまでもありません。鍼灸にも有害事象があり、過誤も起きます。最新の知識を提供し、より安全な鍼灸治療ができることを目指しています。
なお、東洋医療コースでは、これからの健康に果たす鍼灸師の役割を考えて「健康運動実践指導者」の資格を、トレーナーコースでは「アスレチックトレーナー」の資格をも取得できるようにカリキュラムを作成しており、受験に備えています。
次世代の医学は東西融合の統合医学**と考えます。「地域の人々の健康と医療に貢献できる、また世界に向かって飛び出せる」鍼灸師を目指してみませんか。
*代替医療:西洋医学による医療の代わりに用いられる医療
**統合医学:西洋医学による医療と代替医療をあわせ患者を治療する医学
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ブラジルの鍼灸師も研修に来ています↑
写真の女性はJICA研修生 クボエリカ バーホスさん 右 私、楳田高士

