
2011/09/30(金)
情報には賞味期限がある!
こんにちは。保健看護学科の家曽です。
皆さんは今、一生懸命勉強し、医療者になる準備をしている真っ最中だと思います。
今(もしくは臨床に出てすぐ)の知識や経験は、その人の専門職者として土台を作るのに欠かせないものです。
それはきっと専門職者として働くうえで、役立ってくれると思います。
ただ、その知識や経験に踏みとどまっていて、情報をアップグレードする作業をついつい怠ってしまう時があります。
その時、どうか思い出してください。情報には賞味期限があります!
「えっ」と思われたあなた、昔に得た情報を振り返る時期かもしれません。
ある研究者が診療ガイドラインの内容を調べました(Shekelle PG,JAMA 2001;286:1461)。ちなみに、診療ガイドラインというのは医師が患者に治療を行う上で、どのような治療をしていけばよいか指し示しているものです。
その研究によると、ガイドラインの約半分の内容が、たったの6年で有効な治療方法から外れてしまったということです。そして、3年毎にはガイドラインを見直しする必要があると指摘しました。
つまり、診療の方針を決めるために重要な情報でさえも、たったの6年で半数が賞味期限となるということです。
皆さんが働き出して務める臨床でも、同じことが言えると思います。
どうか今までの知識や経験に踏みとどまらず、アップグレードしましょう。
そして、対象者の方に適切な情報を一緒に共有しましょう。


