
2010/05/07(金)
精神科看護に携わって
こんにちは。関西医療大学 保健看護学部 保健看護学科の板東正己です。
私は、臨床実践看護学分野で精神看護方法論を平澤久一先生と担当させていただきます。
精神看護は"こころ"の看護である
精神看護学は、年齢性別を問わず、また精神科看護はもちろん、すべての看護に共通するものです。つまり精神看護学は、精神="こころ"の看護学です。
人のこころの中は見えません。しかし、人のこころを理解しよう(したい)とする気持ちを持っていると、少しずつわかってきます。そして、その思いが相手に伝わります。
自分では認識しないうちにそのような体験をされたことがあるでしょう。なぜ伝わるのでしょうか?それは、数式では現すことはできませんが、そのことを学ぶのが精神看護学、それが精神看護の始まりです。
人が好きになる
すべての疾患は、ストレスが原因と言われています。そのストレスによって、精神"こころ"を病んだ患者さんに、精神看護学で学んだ技術(治療的コミュニケーション技術)・援助方法によって、患者さん自身の成長を促す援助を行います。これは、難しいことではありません。精神看護学を学んでいくうちに、必ず身につきます。そして、精神看護学を学んでいくうちに優しい気持ちになり、なぜか人が好きになります。
実は癒されていた!!
私が精神科病院で勤務していたときに、患者さんを看護しているつもりでも、実は患者さんに看護されていたことに気づかされました。この看護という単語を「癒し」と入れ替えますと、いつも患者さんに癒されていたことに気づかされます。精神を病んで入院しているにもかかわらず、看護師に元気がないと感じたら患者さんから声をかけてもらうことがありました。
ある高齢の女性患者さんに、「こころの病は、こころで治すのですよ」と優しく微笑みながら言ってもらった言葉が、今でも私の精神看護学の原点となっています。
患者さんのために自分ができることは何か、そして患者さんのために最善の看護を提供できる看護師を目指しましょう。
明日の看護を担う皆さん!この関西医療大学で一緒に学びましょう!

