
2010/02/26(金)
「生活を支える」を一緒に考えましょう
こんにちは。保健看護学科で在宅看護論を担当しています増田惠美です。
皆さんは「在宅ケア」という言葉を聞いたことがありますか。在宅ケアとは、「病気や障害を持ちながらも地域でより良く暮らしたい」と希望する人々へのサービスの総称です。
そのサービスの一端を担うのが在宅看護です。と言っても皆さんにはピンと来ないかもしれませんね。
では、「地域で暮らす方の生活を支えること」と言ったらどうでしょうか。「生活を支えるってどういうことですか。医療職が生活を支えるってどういうことですか。」と質問が返ってきそうですね。
まず、生活について一緒に考えてみましょう。皆さんは、今、どんな生活をしていますか。起きてから寝るまでの、1日の時間の流れを考えてみてください。
生活が多様化している現在では、職業や置かれている状況によっても様々な生活の仕方があると思いますが、学生の皆さんの一般的と思われる流れを、私なりに考えてみました。
朝起きて、着替えをして、顔を洗い・歯磨きを済ませ、トイレで用をすませ、朝食をとります。次に、それぞれの交通手段を使って、大学へ向かいます。このときお弁当を持参する人もいるでしょう。大学では、友達とよく学びよく遊んで、帰宅したら夕食をとり、お風呂に入って、テレビを見たり家族とおしゃべりをしたりして就寝します。
こんな1日を想像してみました。ほぼ同じだと思う人、ぜんぜん違うと思う人いろいろだと思います。そうなんです。一人一人の生活は似ているようで、みんな違うんですね。
その人の生活は、その人にとってかけがえのないものです。
でも、健康状態に問題を抱えると、自分の望む生活が自分だけでは思うようにできなくなります。人々のかけがえのない生活を支える一つが在宅看護です。
健康問題を抱えながら在宅で生活する人を支える、ということについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

