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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2012年7月アーカイブ

2012/07/27(金)

地域と共に歩む保健看護学科

保健看護学部 保健看護学科 石野 レイ子

 保健看護学科は本年度に4年次生まで揃い活気を帯びてきました。4年次生と一緒に歩んできた私は感慨深いものを感じています。
 さて、大学の主たる役割は、教育と研究ですが、平成17年の中央教育審議会答申では、21世紀における大学と社会との関係として、社会貢献が大学の第三の使命とされています。つまり、教育と研究の充実を前提として、大学と社会との直接的な関わりが求められてきたことを意味すると考えます。そこで、保健看護学科開設後3年余りを地域社会との直接的な関わりの視点から振り返ってみます。
 看護は健康な生活の支援を生業としており、地域住民の方の健康に関心を寄せてきました。幸いにも、熊取町と本学は連携協力に関する協定書を締結しており、とりわけ健康福祉部健康課の多大なる協力を得て研究的な取り組みを進めています。
 開設翌年には、共同研究推進委員会において「地域住民参加型の健康生活支援モデルの開発」が保健看護学ユニットの研究として採択されました。地域住民の方2000名を対象に健康に関する調査を行い、その結果を大学の公開講座で報告し、現在進行形ですが研究の最終段階を迎えています。
 3年目には、「成人の運動習慣を継続するための支援モデルの開発」の研究が科学研究費助成事業に採択されました。保健看護学科とヘルスプロモーション整復学科の共同研究として、地域の方約100名(20から60歳代各20名)を対象に、生活習慣病予防のための運動習慣を継続するためのプログラム開発を目的としています。この研究の特徴は、保健看護学科とヘルスプロモーション整復学科の学生がサポーターとして若いエネルギーを発揮する、いわゆる学生参加による研究活動です。大学の体育館を中心として毎月2回ミニレクチャーと運動指導を1年間実施して、その成果から支援モデルを開発する研究です。
 さらに、熊取町住民提案共同事業採択による「くまとりジェネレーション作戦―くまとりSP養成プロジェクトチーム―」の研究を始めています。地域高齢者の協力を得て、保健看護学科の老年看護学の教育における学生の高齢者理解を目的としたSP養成を目指しています。また、昨年から地域の高齢者と学生が触れ合う「和の会」を実践しています。
こうした取り組みが、地域社会にとって保健看護学科がどのように映り、地域からの要請に対応できているのか、研究的取り組みの途中ですが、成果は今後発揮していきます。
 多くの大学が現在力を入れている地域貢献や、市民を対象とする講座などが報告されています。保健看護学科の3年余りの一端を紹介しました。本学の在学生はもとより、これから看護系大学進学を考えている方、保健看護学科のオープンキャンパスに是非参加して実感して下さい。

2012/07/20(金)

現場へ学生をつれていってみたら...その1


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。教員としての仕事の傍ら、週末は野球チームや空手大会などのサポートをしており、毎回数名の学生が同行してくれています。

 野球は中学生の硬式チーム、強豪校に進学を目指す選手たちが汗を流しています。ここでの私はトレーニングコーチ兼アスレティックトレーナー、体力向上のためのトレーニング指導だけでなく、選手が負傷した際は、外傷の評価、ケア、復帰に向けたコンディショニングも行っています。学生には主にトレーニング指導を補助してもらい、上級生には選手の学年やその時期に応じたメニューの作成や、負傷した選手の初期評価をさせることもあります。

 空手は、幼稚園児から40代まで、年齢別のグループに分かれたトーナメントの救護活動で、朝から夕方まで80試合程度行われます。私は試合中に負傷した選手が競技を続行できるかどうか、次の試合に出られるかどうかを判断、応急処置を施したり、専門医に紹介したり、場合によっては救急隊に取り次ぎます。学生は基本的には私の補助を行いますが、上級生にはできるところまで私の代わりにその仕事を行わせることもあります。

 救護はもちろん、トレーニング指導であっても、現場では同じことは2度と起きません。たとえば、「伸縮包帯でアイスバッグを固定する」だけでも、教室でいつもの練習相手に自分の道具で行うのとは違い、体格も様々な選手がおり、包帯もヨレた包帯か、おろしたての新品か、など現場ではその時々で条件が変化するのです。講義でいい成績の学生が意外と実技は苦手だった、もしくはその逆、といった現象も、学校と現場を比較したらさらに差が大きくなったりするのも面白いです。教科書にはこう書いてあったのに...実際の現場では少し違うぞ!というコトにも出会い、図書館で教科書以外の本を探しだして勉強がしたくなるのも現場に出るからこその経験です。

 そんな学外での、課外の活動、うちの学生なら誰でも、という訳ではありません。熱意はもちろん、学業の成績も考慮に入れます。専門科目だけ努力し、一般教養で手を抜いたりしていないか、取り組む姿勢も見ます。たかが中学生の野球、地域の空手大会ですが、トレーニング指導も救護も判断を誤れば人が死にます、私のプロとしての信頼がかかっているのですから当然のことです。もしあなたの気持ちが本物なら、3年、4年時に私と現場にご一緒しているでしょう、その日を楽しみにしています。


ブログ写真①(牛島先生)公開分0720.JPGブログ写真②(牛島先生)公開分0720.JPG

2012/07/13(金)

教員の大学以外での活動


 こんにちは。理学療法学科講師の高崎です。今回は「教員の大学以外での活動」ということでお話しさせて頂きます。
 我々大学の教員は、大学での授業、研究、大学診療所での患者さんの治療をおもな仕事としていますが、大学の外でも様々な活動をしています。
 例えば、我々の大学のある地域の病院や、我々の大学の実習に協力してくれている病院の理学療法士さんたちと一緒に勉強会を開いたり、学術大会を開催したりします。これを読んでいる皆さんは、「理学療法士さんの勉強会?勉強を終えた人たちが理学療法士になるのではないの?」と思われるかもしれませんね。私たち理学療法士は、大学で学生生活を送る間だけ勉強するわけではありません。理学療法士の国家資格を得て、実際に患者さんの治療に携わるようになってからもずっと勉強をし続けているのです。
 私たち理学療法士は、多くの場合病院や施設に雇われる形で就職しますので、月々のお給料は決まった分だけちゃんともらうことができます。また患者さんの治療は保険を使って行いますので、患者さんには決まった分だけ確実にお支払いして頂けます。そういった意味では私たちの仕事は収入的には安定した仕事だと言えるかもしれません。でもこれは考え方によってはとても怖いことでもあります。なぜなら治療技術の上手い下手に関わらず、患者さんは同じ料金を払ってくれるわけですし、理学療法士は同じ給料をもらうことができるのです。国家資格が取れれば、それ以上の治療技術の向上を目指さなくてもある程度のお給料をもらうことができるのが理学療法士という仕事だともいえます。はたしてそれはよいことなのでしょうか?我々はそれをよしとしません。そういう資格であってもそれに満足することなく、常に知識と技術の向上を目指す。そんな理学療法士でありたいと思っています。それが、我々の学科が目指す「治せるセラピスト」でもあります。そのために大学以外のところで勉強会に参加したり、我々が講師になって勉強会を開いたりしているのです。
 我々理学療法士は、国家資格を持った「プロフェッショナル」であることを忘れてはいけません。「プロフェッショナル」であるためには、患者さんが料金を支払ってくれたとき、「これだけの料金でこの治療が受けられるなら安いものだ」と思ってもらえるような成果を出すことが必要だと思います。そのためには常に自分に厳しくなければいけません。この大学の学生さんたちは生涯「プロフェッショナル」として頑張っていくために今も必死に勉強しています。


2012/07/06(金)

スポーツトレーナーの素質とは?


 保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科辻 和哉です。
 今回はスポーツトレーナーの素質ということについてお話をさせていただきます。一般的にはスポーツトレーナーの素質としてはテーピング、ストレッチングなどの技術的な素質が重要だと考えられがちですが、一番大切なのは心の素質です。スポーツが大好き、人をサポートすることが大好きだというこうことに尽きます。スポーツに対する熱い心、人をサポートする熱い心が素質だと思っています。辻個人的には熱い心の基準としてトレーナー基準というものを作っています。この10項目をクリアするのが熱い心に近づく第一歩だと考えています。スポーツトレーナーになりたいと思う方は実践してみてはいかがでしょうか。

トレーナー基準
 1.誰にでも挨拶ができる。
 2.他人の世話をするのが好きである。
 3.初対面の人にでも気軽に声をかける事ができる。
 4.責任感が強いほうである。
 5.健康には自信がある。
 6.わからないことを積極的に解決する。
 7.人と協力して何かをすることは得意である。
 8.人のために尽くすのが好きである。
 9.何事においても創意工夫ができる。
10.みんなが何かするときに協力的に行動している。


ブログ写真(辻先生)0706.jpg


※教員・卒業生のスポーツ現場に於ける主な実績:7月3日現在(文責:増田研一)

  • 5月31日〜6月3日開催されたフットサル神戸フェスタですが、卒業生の松本展和トレーナーが在籍するデウソン神戸が優勝し、教員の増田研一ドクター、卒業生の下地達朗/小河原佳苗トレーナーが在籍するシュライカー大阪が準優勝しました。
  • 教員の山口由美子トレーナーが女子サッカー日本代表(U-17)のスペイン遠征(6月3〜11日)、同(U-20)のVSアメリカ代表戦(6月17日)に帯同しました。

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