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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2012年2月アーカイブ

2012/02/24(金)

ちょっと気になる本の紹介


 こんにちは、保健看護学部保健看護学科の小島です。
 今、学業や生活の中で困ったことや難しいこと、自分だけではどうしようもない状況に陥っている人はいませんか。また、そんな状況ではない方にもお勧めしたい本を紹介します。
 その本は『「のび太」という生きかた』です。著者は富山大学名誉教授 横山泰行先生です。
ブログ画像(小島先生).jpg 「のび太」とは、そうです、あの藤子・F・不二雄原作のドラえもんの「のび太」です。
 私のドラえもんとの出会いは、私が新人看護師として働き始めた小児科病棟でした。ネフローゼで入院中の6歳の男の子からコミックスを見せてもらったのが最初です(当時は、6巻しかありませんでした)。それ以来、大ファンになり、子どものためにという言い訳をしながら、コミックスを集め、母親として大手を振って、子どもと一緒に全10作の映画を観に行きました。

 この本は、著者のドラえもん学の研究の成果です。6年間にわたり年平均2000時間継続して「ドラえもん」を調べ、全作品(1345話)を50回以上読み、「吹き出し」「秘密道具」「登場人物」「事項牽引」といったデータベースを作成しました。そして、それらに基づいて、のび太の言動を詳細に分析してまとめています。研究としても実にしっかりした形を取られていると思います。その作業を通し、著者は、何もかもうまくいっていない「ダメのび太」が実は想像以上に人生を上手に歩んでいる男の子であると結論付けています。

 ドラえもんの描く社会は現在の縮図です。その社会の中で、のび太はあまりくよくよ考えずに、チャレンジします。そのことから、しゃにむに取り組み、チャレンジし続けるエネルギーがある限り、問題の解決に至る道は決して消えさることはないと著者は言っています。
 また、ドラえもんの道具を借りて環境が整えば、のび太は意外に苦手を克服し、達成感を経験することもしばしばあります。そのことから、人は成功体験によって意外に軽くハードルを越えられる瞬間があるとも述べています。夢が叶うことについては、「失敗して夢は叶う」、「まずは心」、そして、のび太らしい一風変わった方法で、楽して夢を叶える「秘訣」を書いています。その秘訣とは、読んでからのお楽しみです。

 藤子・F・不二雄先生の「夢や冒険にあこがれ続ける心を持ってほしい」という有名な言葉があります。著者は、身近な問題には自らの力で解決を図り、大きな未来の夢には、いつまでも憧れをもち続ける・・・そんな心の輝きを永遠に保ち続けることが、豊かな人生を作るのではないかとそえています。
 この本でも紹介していますが、のび太の魅力は、しずかちゃんのお父さんが結婚前夜に言った「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことだからね」に集約されていると思います。その魅力は、看護や医療を目指す私たちにとっても大事なことだと実感しています。

2012/02/17(金)

私が考える女性柔道整復師のメリットについて


 こんにちは。関西医療大学 保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。

 2012年も1ヶ月半が過ぎてしまいました。年々月日の流れを早く感じているのは私だけでしょうか?いま、ヘルスプロモーション整復学科の4年生(1期生)は3月4日に行われる国家試験に向けてラストスパート真っ最中です!体調管理をしっかりとして最後まで突っ走り、当日、持てる力を出し切れることを願うばかりです。

 さて、今回は私が考える女性の柔道整復師の必要性について話を進めていきたいと思います。まず始めに皆さんは、「柔道整復師」という名称からどんなイメージを持ちますか?特に女性にとってはどうでしょうか?「強そう」「かっこいい」「男の仕事」「怖い」「古い」「どんなことをしているかよく分からない」など色々あると思います。柔道整復師は「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」など損傷部位の回復を促進させることを仕事としています。「骨折・脱臼」と聞いて、さらに「力がいりそう」「女性には無理では」と思ってしまうかも知れませんね。確かに、男性に比べると女性は力では到底及びません。しかし、施術は身体の仕組みや力の作用の仕方を理解して行うものなので力技ではありません。また、女性だと初対面では「頼りなくみられる」ことがあるかもしれませんが、実際の現場で考えてみますと、女性だから出来ないことってそんなに多くないように思います。では、女性であることのメリットを考えてみましょう。男性ばかりの所に女性がいるとその場が明るく和みますね。それにちょっとした気遣いは男性より女性の方が得意だと思います。「業務とは関係ないやん!」と思うかもしれませんが、これらのことは施術所内の雰囲気を良くするという意味でとても重要なことだと思います。実際の業務内容についても考えてみましょう。怪我の場所は色々ありますよね。指や足首なら特に問題はないかもしれませんが、肩や股関節では服を脱ぐ必要があります。女性の患者さんが男性の施術者の前で服を脱ぐって少し抵抗があると思いませんか?

ブログ写真①(髙岸先生).JPG
 女性柔道整復師で開業している人に話を聞いてみました。患者さんは8割方女性だそうです。患者さんの中には、女性の先生だとわかったので受診してみようと思ったという声も多いそうです。また、婦人科系疾患の相談を患者さんはしやすいようです。柔道整復師の資格を取るためには怪我だけでなく、様々な病気のことも勉強します。その知識を生かしてアドバイスをすることで患者さんを心身ともにケアすることが出来ます。このように、女性柔道整復師は特に女性の患者さんからの強い要望があり、必要とされていると思います。

 関西医療大学ヘルスプロモーション整復学科では、柔道整復師の資格のほかに健康運動実践指導者、スポーツプログラマーの資格を取得することが出来ます。怪我にも対応できる健康づくりのプロフェッショナルとして活躍するという道も自分で切り開くことも出来ます。女性の皆さん、男性と比べて出来ないことをあれこれ考えて悩むより、出来ることを伸ばしていけばいいのではないかと思います。

ブログ写真②(髙岸先生).JPG

2012/02/10(金)

これが治せるセラピスト

 
 こんにちは。理学療法学科講師の高崎です。
 今回は本学科がモットーに掲げる「治せるセラピスト」とはなにか?についてお話しいたします。
 このブログでも何度か出てきますが、本学科では「治せるセラピスト」を養成することを最大の目標にしています。そもそもセラピストは「治療者」のことですから患者さんの症状を「治せる」ことは当たり前では?と思われるかもしれませんね。ところが今のリハビリテーションの考え方は少し変わってきています。
 例えば体に障害を持った患者さんがいた時に、ふつうはその人の体の機能そのものを治して障害を克服してもらおうと考えますね。ところが最近の考え方ではその人がもともと担っていた役割を変更したり、その人の生活する環境を整えたりすることで障害を克服しようとする考え方が広まってきています。簡単に言うと、けがや病気をして動きにくくなったら、今まで勤めていた会社まで通うことは大変なので自宅でできる仕事に役割を変えましょう、体がうまく動かなくても自宅での生活に困らないように家の造りを変えましょう、それによって困らないように生活できれば障害は克服できますよという考え方です。確かにこれも一つの障害の克服の仕方かもしれません。しかし、患者さんの中には、少しでもいいから自分の足で立ちたい、少しでも歩きたいと希望を持ち続けている方がたくさんいます。つまり僅かずつでもよいから体の機能を回復していくことをあきらめないきれない患者さんがいるのです。我々はそのような患者さんの希望に最後までお付き合いできる「知識」と「技術」を身につけたいと思っています。また、それを目標にして努力できる理学療法士が育ってくれることを願っています。患者さんの「あきらめきれない気持ち」に最後まで答え、我々自身も「あきらめずに努力し続ける」ことのできるセラピスト。それが「治せるセラピスト」です。
 いろいろな病院でいろいろなセラピストの治療をうけても完全には治りきらず、「今までと同じ生活は難しいですよ」と言いわたされ、それでもあきらめきれずに治療を求める患者さんがいたときに、皆さんはその患者さんを最後に担当するセラピストになりたいと思いませんか?あなたが治せばその患者さんは、もう他のセラピストの治療を受ける必要はありませんね。もしすぐに治らなくても、「この人の治療で治らなければ、他に行ってもきっとだめだな・・・この人に最後までみてもらいたいな・・・」、「治せるセラピスト」は患者さんにそう思わせることでしょう。我々の考える「治せるセラピスト」は、患者さんにとって常に「最後のセラピスト」でもあるはずです。

2012/02/03(金)

笑顔が成長した証


 こんにちは、鍼灸学科スポーツトレーナーコースの辻 和哉です。
 今回は学生が成長するための笑顔について話をしてみたいと思います。

 平成24年1月15日に京都で行われた第30回都道府県対抗女子駅伝で大阪チームが19年ぶり2回目の優勝を果たしました。
 このチームを広島県で行われた夏合宿でサポートしていたのが本学の学生でした。

 試合当日にはサポートすることはできませんでしたが、優勝を知った学生が「大阪陸上協会の長距離合宿で見ていた小さかった子達が今日の駅伝で優勝していました。めっちゃ嬉しいです‼」とコメントしていました。
 この瞬間、学生は最高の笑顔になっていたでしょう!

 平成23年10月30日に第1回大阪マラソンが開催されました。この記念すべきマラソンを本学の学生がサポートしました。4月から準備を開始、8月には全員でコースの下見と10月30日のマラソン当日まで6ヶ月間にわたり活動しました。

 このチームをサポートしていた学生のコメントを紹介します。
 「何ヶ月も前からこのためにいろいろと準備して、いよいよという思いで当日を迎えました。個人的に学ぶことも多く、さらに学び直さないといけない部分もたくさんありました。大規模な人数で1つのものを作っていく大変さと、それができたときの充実感は、私にとってとてもいい経験になりました。このような機会を与えて下さった方々には本当に感謝です。」
 この学生は感謝の気持ちと達成したという気持ちから最高の笑顔になっていたでしょう。

ブログ写真0203.jpg
 笑顔の数ほど人間は成長していきます。笑顔が様々な困難に対して乗り越える原動力になると思っています。
 最高の笑顔を経験してもらうのが、教員の役割だと考えています。また、学生の笑顔を見るたびに私も少しではありますが成長していると思います。
 今年は多くの笑顔を経験できるように頑張りたいと思います。


※教員/卒業生のスポーツ現場に於ける主な業績:1月23日現在(文責:増田研一)

  • 卒業生の山下隆弘氏がトレーナーを務める福岡ソフトバンクホークスが平成23年度日本シリーズで中日ドラゴンズを破って優勝しました。
  • 卒業生の松本展和氏がトレーナーを務めるINAC神戸レオネッサが第33回全日本女子選手権大会で優勝し2連覇を飾ると共になでしこリーグと併せて2冠を達成しました。
  • 卒業生の寺岡祐助氏がトレーナーを務めるSAGAWA SHIGA FCが第13回日本フットボールリーグ(JFL)で優勝しました。

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