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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2011年3月アーカイブ

2011/03/25(金)

【新入生の皆様へ(そういうあなたを待ってましたよ!)】

 
 こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の准教授の五十嵐純です。
 私はこの学科の中で「スポーツと健康」や「健康づくり概論」などの健康スポーツを教えるとともに、「健康運動実践指導者」や「スポーツプログラマー」といったスポーツ系資格の試験対策にもかかわっています。今回は、先月行われた「健康運動実践指導者」の資格試験の時の話をしてみたいと思います。
 「健康運動実践指導者」の試験には実技試験と筆記試験があり、2月の時点ではすでに実技試験を終え、残りの筆記試験を受けるだけとなっていました。試験会場は大阪の南港にあるアジアトレードセンター(ATC)にあるATCホール。私たち教員は受験生を激励するため、試験の集合時間の少し前に試験会場入り口で待機することにしました。他の大学や専門学校の学生に混じって、関西医療大学の学生が三々五々集まってきました。学生達は私たちが入り口で待っていることに気づくと、それまでの少し不安そうな表情がいつもの明るい表情になり、その表情の変化をみて私たちも少し安心した気持ちになりました。試験の集合時間にはまだ少し時間があったため、試験のポイントや予想問題を出しながら頭をアイドリング状態にし、最後の見直しを十分にしてから試験会場に全員入っていきました。
 試験時間は90分、問題数は40問。私たちは試験が終わるのを今か今かと待っていました。
 試験時間も半ばを過ぎ、試験の終わった学生がぽつりぽつりと退出してきました。本学の学生もその中に混じっており、私たちを見つけると集まってきてくれました。そして、そのまま試験問題検討会になっていきました。試験問題が予想通りであったという声、難しかったという声、6割ギリギリだという声など、いろいろな声が飛び交う中、みんなとてもすがすがしい、良い顔をしていました。一生懸命やった後のすがすがしさは一生懸命やった人にしかわかりません。一生懸命やったという経験は何物にも代え難い財産だと感じたひとときでした。
 その時の全体写真を載せておきます。みんなのとても良い顔を見てほしいと思います。

 この春にヘルスプロモーション整復学科に入学する皆さん、私たちといっしょに一生懸命頑張ってみましょう。そして、先輩方と同じ、すがすがしい顔を私たちに見せてほしいと願っています。

 追伸、その後、試験の結果発表があり、本学の合格率は96.2%、全国の合格率は69.8%でした。

ブログ写真(2011.3).JPG 

2011/03/18(金)

世界の理学療法士


 理学療法学科 教務部長の鈴木俊明です。今回は世界の理学療法士というテーマでお話をしたいと思います。このブログを読んでいる方は、「将来、理学療法士になりたい」という思いがある方と想像します。理学療法士とは、運動療法、物理療法のような理学療法を用いて患者さんの基本動作能力(座る、立つ、歩く など)を改善させる職種です。大変夢のある、素晴らしい仕事です。
 
 しかしながら、私が高等学校の進路指導の先生とお話をしますと、「理学療法士の就職はだんだんとなくなっていると聞きますが本当ですか?」と質問されます。答えは、「大きな病院での就職先が少なくなっているのは事実です。しかし、地域の病院、福祉施設、在宅での理学療法をおこなう施設での就職先は増えています。」です。要するに、理学療法士の活躍の場は病院だけでなく、様々な場所に広がっているわけです。

 世界に目をむけると、理学療法士は様々な場所で活躍しています。日本の理学療法士と世界の理学療法士で根本的に異なるのは、開業ができるか否かです。日本では残念ながら開業できません。なぜならば、法律上、「理学療法士は医師の指示のもとで働く」となっているからです。要するに、日本の理学療法士は、良いように表現すると「法律に守られている」となりますが、悪く言いますと「実力が社会に認められていない」となるわけです。開業ができることは、素晴らしいことですが、実力がないと患者さんからは認められません。
 
 そのためには、本学が求める「正常に近い機能まで改善する"治せるセラピスト"」が大切になるわけです。本学を卒業した治せるセラピストたちが活躍するときに、世界の理学療法士と同じになることを夢見て、信じて学生教育に全力を注ぎたいと思います。


2011/03/11(金)

トレーナーの形

 
 保健医療学部鍼灸学科 スポーツトレーナーコースの山口由美子です。
 スポーツトレーナーコースが誕生して4年目が終わろうとしています。1期生=4年生(※写真)は2月27日に『はり師・きゅう師国家試験』を終えたところです。そして3月5日にあります『日本体育協会公認アスレティックトレーナーの実技試験』のため受験生は対策を行っています。【注:本原稿は平成23年2月末日に作製したものです。】
 
 国家試験を合格すれば4月から「先生」と呼ばれる彼らは、治療院に就職する者もいれば、大学院や柔道整復師など別の医療資格取得を目指し進学する者もいます。4年前、彼らの中には「プロのスポーツチームにつきたい!」と志願して受験した者が多くいました。しかし彼らは4年間本学で学ぶうちに、自分流のトレーナーの形を作っていったように感じています。必ずしもトレーナーの活躍場所はプロチームとは限らず、治療院でスポーツをする学生や一般の方をサポートしたいと希望する者、トレーニングジムのスタッフやコンディショニングコーチとして主にフィジカル面でサポートしたいと希望する者、スポーツクリニックで理学療法士と共にリハビリテーションに関わりたいと希望する者、勤めながら休日に母校でトレーナー活動をし恩返ししたいと願う者・・・さまざまです。本学の卒業生のように、鍼灸師という医療資格を持って社会に出ることで、トレーナーとしてどのようにスポーツに関わるのか選択肢が広がります。
 
 最近、日本を代表するチームに帯同されているトレーナーの方とお話する機会がありました。その方がおっしゃるには、「やはりトレーナーの世界では医療資格を持っており、治療ができるのは自分をアピールする武器になる」とおっしゃっていました。また、ここ数日のうちに本学に来たプロチームのトレーナー求人にも、「治療が出来る人」と条件がありました。本コースは社会が求めるトレーナーを育成する場でもあると意識し指導にあたっています。トレーナーの形は様々あって良いと私は考えており、鍼灸やトレーナーの勉強を進めていくなかで探っていけば良いと思います。私も本学の卒業生ですが、入学した時からトレーナーの仕事に詳しかったかと言えば、そうではありませんでした。鍼灸師として活動する中でたくさんのトレーナーの方や治療家の先生と出会い、自分流のトレーナーの形を作ってきました。現在は本学にトレーナーコースが誕生し、スポーツ現場で活躍するトレーナーが教員をしています。身近に現役トレーナーがいることで、学生時代から情報収集が容易に出来るようになりました。これからは、4年間で自分のトレーナー像を作っていくことも楽しみになるのではないでしょうか?

 自分流のトレーナー像を作りに是非本学に足を運んでください。学生の真っ直ぐな目と溢れる笑顔でお迎えしたいと思います。


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2011/03/04(金)

鍼灸の魅力


 こんにちは。保健医療学部鍼灸学科の田中仁美です。
 今回は、私が勤務している本学の附属鍼灸治療所の話をさせていただきます。
まず、鍼灸治療所には次のような利点があります。①時間と手間を惜しまず、しっかり検査・治療ができる。②必要であれば、併設の附属診療所の内科や整形外科、神経内科などに紹介し、併用治療をすることができる。③患者さんと話しながら、診療を行うため、痛いと訴えている部分だけでなく、「患者さん自身」をみてボディケアだけでなくメンタルケアも含めて行える。
 患者さんは、多彩な疾患を持って来られます。また、病名は一緒でも経過や症状は十人十色で、中には他の医療施設を受診したけれどもあまり効果がみられなかったという方も来院されます。最近、私が担当した患者さんは、「背部の違和感」・「手の本態性振戦」・「不眠症」などの症状を併せ持っていました。このような症例の場合、鍼灸治療のみで効果が得られない場合もあるため、附属診療所の医師による西洋医学的な治療(服薬・点滴・リハビリなど)を併用し、お互いの治療による相乗効果をねらいます。このように、西洋・東洋医学にこだわらず、どのようにしたら患者さんが少しでも楽になるか、どのようにしたらより健康になるかを考えながら、日々、私たちは治療にあたっています。
 さて、鍼灸師は医療資格のなかでも数少ない「開業権」を持つ職種です。本学の学生や卒業生の中には「将来、自分の鍼灸院を開業する」という希望を持っている人や、卒業後すぐに「開業する」人もいます。本学の鍼灸治療所は、そのような開業を目指す人の「モデルとなる鍼灸治療所」となるよう最新の消毒機材を導入し、ベッドから併用する治療機器までも特注品を多く使っています。また、患者さんは、小児から大人まで年齢・性別を問わず多数来所されるので、学生にとっては治療所実習などを通じて、様々なケースでどのような治療・対応をすれば良いのかなどを学ぶ実習の現場にもなっています。
このように、本学の鍼灸治療所は、多くの患者さんに「鍼灸の治療効果」を感じていただく「場」であり、鍼灸を学ぶ学生には、鍼灸師としての将来のビジョンを育む「場」となっています。 


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鍼灸治療所の1つの治療ブースです。個室化されていて
十分なスペースが確保されています。

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