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全学科 "こころ"と"からだ"を癒す統合医療の知識と技を習得した「元気な医療人」になろう。

2010/05/21(金)

競技特性とトレーナー


 皆さん、こんにちは。関西医療大学鍼灸学科スポーツトレーナーコースの内田靖之です。
 今回は競技特性ということについて、少し考えてみたいと思います。

 スポーツトレーナーコースへ入学する学生さんは、自分が体験してきた競技でトレーナーとして活動したい、その世界で食べていきたい、という気持ちを持っている人が多いですね。私もそう思っていましたが、今は主にサッカーの現場でトレーナーとして活動しています。そんな私の競技歴は柔道と陸上競技(投擲)です。
 最初の頃はサッカーのことが全く分からず、選手の訴えを聞くにしろ、怪我の発生状況を考えるにしろ、理解できず苦労したことを思い出します。
 
皆さんも自分がやってきた競技に関してある程度の知識を持っていたり、同じ競技のアスリートと共通理解を得ることが出来ると思います。
では、何故あなたがやっているその競技に同じような傷害が多いのか知っていますか?
違う種目の選手をトレーナーとして診なくてはいけないとすればどうしますか?
 ここで競技のことをより理解するために《競技特性》という考え方が出てくるわけです。

 いうまでもなく、人体の構造は全人類共通です。男女の細かい差はありますが、この筋肉はA君にあってB君に無い、ということはありません。まず必要なのは、解剖学や生理学に代表される基礎医学を理解することです。すなわち、正常な身体の構造を、働きを知っておくことが大切になります。
 次に、競技に特徴的な動き、というものがあるはずです。例えば野球では、ボールを投げ、打ち、走塁します。では投げる・打つ・走る、ことで身体はどのような動きをすることになるでしょう?
 簡単にいえば、《競技特性》=《どのような身体活動がメインのスポーツなのか》を考えることだと思っています。
 アスレティックトレーナーは、競技を理解し、傷害の予防や競技への復帰を考えなくてはなりません。
 どうすれば、もっと速く・強く・遠く・素早く・遅く・正確に競技を遂行できるのか、を理解するには、正常な身体活動の理解と、そのスポーツがどのような要素から構成されているのか、を考えると良いのではないでしょうか。

 皆さんも、自分がやっている競技がどのような動きが多いのか、どのようなケガが多いのか、どうすればより良い動きが出せるのか、を考えてみてください。そしてそれは、人体を勉強することで、より一層の深みや説得力を加えることが出来ると思います。

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