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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2010年4月アーカイブ

2010/04/30(金)

大学と専門学校の違い


ヘルスプロモーション整復学科の武田大輔です。

学生の皆さんは、関西医療大学のヘルスプロモーション整復学科の主な目指す資格に『柔道整復師』という名前があるのに気づかれていると思います。

柔道整復師の受験資格は、専門学校でもとれるということにも気づいていると思います。

そこで、悩むところは、「大学と専門学校 同じ資格を取るのに何が違うんだ?」ってところじゃないでしょうか?

結論を言いますと取る資格に何ら変わりはありません!!

では、「どっちを選んだらいいんだ?」って悩む人がいるでしょうから、私の個人的に思う違いを一つの意見として述べます!

まず、 専門学校は基本的に3年 で 大学は4年です。(4年生の専門学校もあるが、これも取る資格にはなんの違いもありません!)

 しかし、実際は1年の差ではなく大学は、専門学校より授業時間数が多いので、学生として学校での活動・活躍時間についてはかなりの差があります。

 この差を ポジティブにとらえると 大学は「ゆとりを持って学べる」となる!
        ネガティブにとらえると 大学は「だらだらしている」となる!
(もちろん、受け身でなく自分が主となって勉強している人にはだらだらとは決して感じないだけの勉強の分量はあります。)

要するに、一刻も早く社会の海原へでて勝負したいという場合は3年で時間数が短く凝縮された専門学校がお勧めで、

人生長いから、時間をかけて自分を育ててから社会へ出て活躍したいという場合は大学が適している!となるのでしょう!?

大学は4年という長さで、しかも授業外は時間的余裕をもった同年代の学生が多いので、同年代での遊びや学びを学生生活全般にわたってできる!下宿なんかしてると、一日中将来の夢や遊びなどについて語ってたりすることもあるでしょう!

一方、専門学校では働きながら、または、いったん社会へ出てから来ている生徒さんが多いので、学生さんはどちらかというと苦労人が多く、18歳で入学する人は、違った年代のありがたい苦労話がたくさん聞ける!しかし大学生のように夜通し話をするのは仕事があったりするのでなかなか頻繁には難しい。

それぞれ、将来はどうなるか?ってところですが?

もちろんこれは、個人に寄る所が大きいので、何とも言い難いのですが。

専門学校は、習った医療技術を直接生かして患者さんに治療を行うことが主となると考えます!(その分集中して、力を付けることができる!!)

一方、大学はといえば、やはり基本は専門学校と同じで患者さんの治療を目指す治療家になることが主だと考えます。

ただし、大学は教育の場であり、研究の場でもあるので、将来大学院へ行ったり、研究のフィールドに絡みを持って活躍する人もでるかもしれません。(現在まだ卒業生がでておりませんので未知ではありますが?)

また、大学では ゆったりと色々なことを学修するので、一般企業へ行く人も多数出てくるかも知れません。(決して大学教育がだらけているわけじゃないですからね!時間が長い分ゆとりを持って教育が受けられるということです。)

つまり、大学では、どちらかというと、いろんな方向を向いていけるという利点があります。

専門学校は一点集中で、将来 患者さんを見られる知識・技術の習得という所に力を入れていけるところだと思います。

人それぞれ、ゆったり生きる人、激しく集中して生きる人などその性格・性質が違うと思いますので、進路に迷ったときは、自分の行動や性格を基準に大学もしくは専門学校生活も含めて将来的にどうして行きたいかを決めて学校を選ぶのも一つの基準になるのではないでしょうか?

受験生の皆さん、一所懸命 悩みながら 進路決定し、できるだけ悔いの残らないようにして下さい!!

2010/04/23(金)

新入生を迎えて


みなさん、こんにちは 理学療法学科 教務部長の鈴木俊明です。

4月1日は、入学式でした。理学療法学科は第4期生の新入生を迎えることができました。
入学式で、私は前列に座っていましたので、新入生の表情からいろいろな「想い」を感じ取りました。多くの新入生は真剣な顔つきで参加しており、その表情から「理学療法士になる!」という強い意志を感じることができました。
しかし、少人数ですが、表情が決して明るいとは言えず、「大丈夫?関西医療大学でがんばることができるの?」「本当に理学療法士になりたいのだろうか?」などと、心配になってしまうような新入生がいました。

これまでも、「理学療法士って何なのかも知らないけど、家族の勧めで受験したら合格してしまった」とか、「仲の良い友達が関西医療大学を受験するので、やりたいことが特になかった自分も軽い気持ちで一緒に受験したら、友達は不合格になったけれど自分だけ合格してしまった」というように、「理学療法士になる!」という確固たる想いを持たないで入学してきた学生がいました。
このような学生は、入学しても勉強のエンジンがなかなかかかりません。私たち教員から見ると、「やる気がないな」でも「何か困っているな」ということがすぐにわかるのです。そのように感じられた時は、すぐに学生に話を聞きます。そして、あらためて「理学療法士」という仕事のすばらしさを伝えます。もちろん、生半可な気持ちでは勉強を続けられないこと、実習でお世話になる患者さんにも迷惑をかけてしまうことなど、勉強を続ける厳しさも伝えます。
そうすると、初めて「理学療法士になる!」「治せるセラピストになる!」という気持ちを抱いてくれるようになります。でも、こういう気持ちになるまでに時間がかかってしまった学生は、試験では苦労することが多いように思えます。

受験生のみなさんは、今、将来について悩み、考えている時期だと思います。大学を選ぶ時、その先の仕事を意識できれば、しっかりとした良い選択ができることでしょう。特にこのブログを訪ねてきてくれた人は、「理学療法士になる!」という気持ちを持って第一歩を踏み出している人だと思います。
「理学療法士になる!」いやいや、本学では「治せるセラピスト(理学療法士)になる!」という大きな想いをもって受験勉強にがんばって欲しいと思います。想いが強ければ、夢は実現できますよ。
来年の春に入学式でお会いできることを楽しみにしています。

そうそう・・・今年の新入生ですが、まもなく全員が「治せるセラピストになる!」という大志をもってくれるはずです。

2010/04/16(金)

スポーツ現場で得られるもの

 こんにちは、スポーツトレーナーコース教員の増田です。

 言うまでも無く社会はとても厳しいところです。努力したからといってそれが必ず報われるとは限りません。努力に対する正当な評価が得られない場合の方が多いかも知れません。『人の身体に触れる』医療職の場合は特にそうかも分かりませんね。

 スポーツ現場で活動するトレーナーの場合は『勝ち負け』がはっきりと結果として現れる分、さらに厳しいところとも言えます。
 私は小学生時分からサッカーをしていましたが、直接の指導者も外科のドクターでしたので
「医療の現場と比べたらスポーツの勝敗なんて『たかが・・・』なんですよね、でも『やっぱり・・・』って感じるんですよ」
ってよく口にされているのを聞きました。今となってはその意味がよく分かります。

 さて今季は3つのチームのチームドクターとして国内外の大会において決勝戦に4回も帯同させてもらいました。成績は2勝2敗でした。比較的(と言いますか、とても)恵まれたシーズンでした。しかもその内3回は本学卒業生(トレーナー)と一緒にベンチに座っていました。勝敗はともかくとてもとても幸せでしたね。

 同じ目的の下にチームが必死に努力して勝ち負けを競う、勝って喜び負けて悔しがる・・・そしてその貴重な経験をまた次の現場に活かす・・・、医療の現場にも通じるそんな経験を学生の早い段階から是非とも経験して頂きたいと願っています。

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2010/04/09(金)

看護師を目指している若者へ

       関西医療大学看護学部 学部長 横 田 榮 夫

 看護師・保健師という職業は、人のためになり、しかも生涯をとおして働き続ける事が出来るすばらしい職業です。現在は高齢化社会となり、看護師の需要は病院や診療所だけでなく、高齢者介護施設などでも多く求められております。
 しかし、このようなすばらしい職業に従事するためには、厳しい訓練に耐え、国家試験をのり越えていかなければなりません。あなた方はこの道を希望して、挑戦する事になります。
 看護師となるためには、必要な知識を習得する事は勿論です。膨大な知識を身につけなければなりません。しかしそれだけではだめで、脳の中に取り入れた知識を必要時に取り出し、その知識を生かして、相手に当てはまるように応用しなければなりません。その応用力が「知恵」です。この知恵を獲得するためには、「考える力」を養う事です。
 また、対象とする相手はヒトです。ヒトは一人ひとりそれぞれの特徴があります。生まれ育った環境が異なり、顔や体型が違うように、考え方も異なります。その情報を得るためには相手との対話(コミュニケーション)が大切です。相手の気持ちを理解するためには相手の身になって考え,共に感じる「共感」が必要です。これが出来て始めて相手の心の中に自分自身が入り込み、相手が求めている事を感じとることにより、心の通じ合った本当の意味での看護、「思いやり」のある看護が出来ることになります。
 そのためには、クラスメートの仲間たちと、またクラブ活動などでの先輩、後輩たちと、勿論家族や近所の皆様方と、お互いの心の交流が十分に出来なければなりません。病人は体を病んでいるだけでなく、心も病んでいます。コミュニケーションをとる事はそう簡単にはいきません。そこで様々なヒトとのコミュニケーションが十分にとれるように、種々の活動をとおして、思いやりの心を育て、相手を理解するための訓練を行うことが必要です。この努力をする事により幅の広い人間性と、看護師としての基本が身につくことになります。

 また当大学は、東洋医学を専門として長い歴史を誇っております。高齢者では加齢により体調にいろいろな変化や不具合が出てきますが、これらに対して病気ではない状態、いわゆる未病の段階でその不具合とつき合っていく工夫が必要です。そのようなことに対処できる東洋医学的考えをも十分に学ぶ事が出来る大学であり、この事により、人間性の幅がさらに一段とますことになります。
 
 看護学部が開設されて、1年を経過しました。皆様方の先輩も仲間との交流を深め、クラブ活動等をとおして幅の広い人間性を養い、世の人々のためになる看護師をめざして、張り切って勉学やクラブ活動に励んでおります。
 大学の正門から校舎の前まではなだらかな登り道、この両側に咲き誇る桜並木のトンネルを抜けて、この高台の上で同じ夢を目指して、共に学ばんとする若者達が厳しい試練に耐えながら、青春を謳歌してくれる事を期待しております。

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2010/04/02(金)

東洋医療コースの目指す鍼灸師像

鍼灸学科長 若山育郎

こんにちは。
皆さんは、今まで体調が悪くなったときどうしましたか?あるいは子供の頃、熱が出たときにお母さんはどこへ連れていってくれましたか?恐らくほとんどの場合、町のクリニックか近くの病院で診てもらって、注射や薬で治療を受けたのではないかと思います。

あなたの経験を聞くまでもなく、今の日本の医学の主流は現代西洋医学です。現代医学は、一つの万能細胞からいろいろな臓器、例えば神経とか胃とか小腸とかを作ってそれを移植して病気を治そうとするところまで発展してきています。そうした発展を目のあたりにすると現代医学で治らない病気はなさそうに思えてきます。

ところが、実は現代医学で治らない病気は沢山あります。治る病気のほうが少ないといっても良いかもしれません。中国の唐の時代の孫思邈(そんしばく)という人はこんなことを言っています。

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からだの一部だけを治しても臓器のバランスが崩れてかえって病気になるということです。現代医学は今のところからだの一部だけを治す医学になってしまっていますので、この昔の人の言うことが正しいとすると、からだ全体をみてバランスを調整するような方法が今の医学には必要だということになります。この役割を果たすのが鍼灸なのです。

もちろん、現代医学にはいいところが沢山ありますから、現代医学がいけないという訳ではありません。からだの一部を治す現代医学と全身を調整する鍼灸をうまく組み合わせる必要があります。

そこで鍼灸師の出番です。現代医学を行う医師と全身を調整する鍼灸師が一緒になって治療できるような場は、今はまだそれほど多くありませんが、着実に増えてきています。そういう場で鍼灸師としての役割をきっちりと果たすことのできる人材が、本学の目指す鍼灸師像です。

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