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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2009年9月アーカイブ

2009/09/25(金)

ヘルスプロモーション整復学科に行くとなぜ人の役に立てるの?

こんにちは、関西医療大学保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科、准教授の五十嵐純です。
今回はヘルスプロモーション整復学科で学ぶと将来どのような仕事に就くことができるのか、について話してみたいと思います。

ヘルスプロモーション整復学科という名称は「ヘルスプロモーション」と「柔道整復」の両方を合わせてできています。少し説明しますと、ヘルスプロモーション=健康づくり、柔道整復=柔道整復師になるための知識と技術を足しているわけです。つまり、柔道整復の知識と技術を持った上で、国民の健康づくりに貢献できる人になるための勉強をする、のが「ヘルスプロモーション整復学科」です。

そこであなたに質問します。あなたがなるとしたら「健康」と「不健康」、どちらを選びますか。もちろんあなたは「健康」を選ぶと思います。そうなんです。健康は何ものにもかえがたい、とても大事なものなんですよね。私たちはこの「健康」を大切にしています。
ヘルスプロモーション整復学科で学ぶと、接骨院や整骨院で柔道整復師として患者さんを治療したり、悪い生活習慣が原因の生活習慣病の予防や改善を運動の面からサポートしたり、スポーツクラブや福祉施設で活躍できるようになるんです。ですから、身体の具合の悪い人を治してあげたい、学校で運動してきてスポーツに興味があるけどそのスポーツの知識や技術を生かした仕事がしたいと思っている人には最適な学科です。
授業の中には医学系の授業の他、希望すればスポーツに関係したエアロビックダンスや水泳、ヨガや太極拳などの勉強もできます。そして、健康運動実践指導者やスポーツプログラマーの資格を取得する事もできるんですよ。

さあ、あなたも「健康づくりのプロフェッショナル」を目指して、関西医療大学で一緒に勉強しましょう。

2009/09/18(金)

本学の特長である神経難病への理学療法

こんにちは。関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 講師の米田浩久です。

さて皆さんは、「神経難病」という言葉をご存知ですか?脳や脊髄などの神経系が冒される病気のうち、原因が不明なもので、治療の方法が確立されていないか、治療法があったとしても治療の時期を逸してしまい、日常生活が非常に困難になってしまう病気のことを指します。
「パーキンソン病」という病気の名前を聞いたことがある方も少なくないのではと思いますが、この病気も神経難病のひとつです。その他の神経難病として、脊髄小脳変性症や筋萎縮性側索硬化症などがあります。いずれも、手足や胴体などが動かなくなるなどの症状により、日常生活が非常に困難になります。
『難病』と聞くと、まったく治らない病気のように思えますが、実はそうではありません。確かに治すことは難しい病気ですが、治す方法は皆無ではないのです。
最近では、MRI(核磁気共鳴画像法)やCT(コンピュータ断層撮影)などの優れた診断方法の開発により、人の身体の様々な仕組みが明らかになりつつあります。脳もその一つで、「脳科学」といえばこの頃の流行りとなっています。特に注目する事柄として、『神経細胞の可塑性(かそせい)』があります。これは、損傷した神経細胞のまわりにある健康な細胞が、損傷を受けた神経細胞の役割を担うようになることを指します。効果的な運動をおこなわせることで、この『神経細胞の可塑性』は促されるということも明らかになっています。このことはつまり、脳や脊髄などの神経系が冒される神経難病に対しても、理学療法によって効果的な運動をおこなわせることで、治る可能性があるということを示します。
私たちの大学には、神経難病を対象にした「神経病研究センター」があります。ここでは神経難病に対するリハビリテーションの研究を盛んにおこなっており、大きな成果を残しています。こうした豊富な研究データや学術的な知見を、講義にふんだんに用いることができることこそが、本学理学療法学科が掲げる「神経難病に強い人材の育成」へとつながっています。

神経難病で悩まれている方は非常に多く、そのリハビリテーションは質・量ともにまだまだ充分であるとはいえません。その必要性は、今後ますます高まるでしょう。こうした方々に貢献できる理学療法を選択することも、とてもやりがいのあることではないかと思います。

2009/09/11(金)

「素晴らしいトレーナー」になるためには・・・

関西医療大学保健医療学部鍼灸学科、スポーツトレーナーコース教員の山口由美子です。
さて、今回のテーマ「素晴らしいトレーナー」って何なのでしょう?ここでは私が考えるトレーナーのスタートをお話します。きっとこれが「素晴らしいトレーナー」に繋がると信じています。

今日はお昼ご飯を食べようとしているところに、2年生の学生がドアを叩き、相談にやってきました。夏休み中にトレーナーで付かせてもらっている母校のチームに関する相談でした。学生の夏休みにはこのような母校などでトレーナー活動している学生達が、選手のケガの症状を相談に来たり、トレーナー活動の悩みをもってやってきます。私はトレーナーである前にひとりの人として信頼されなければ、体を預けてもらえないと思っています。そうやって私も初めて勤務した病院の先輩方に教わりました。今は研究室に相談にくる学生に「今は知らないこともたくさんあるし、できないこともたくさんあって当たり前。知ったかぶりしてもすぐにばれてしまう。まずは『あなたに体を預けてもいいよ』とか『コイツだったら何とかしてくれそう』って思ってもらえるところからスタートしよう」と伝えています。いくら技術があっても、"スゴイ!"と噂されるトレーナーであっても、人として『この人に見てほしい』かどうかを決めるのは選手や監督だと思います。学生トレーナーや経験の浅いトレーナーであっても、わからないことは適当に返答せずに、次来るまでに必死に調べてきたり、一生懸命さが伝わればきっと信頼してくれます。「焦らず今できることの最善で、最適を考えられるようになろう」と学生に話をします。

人と人の繋がりって、そんな技術や知識さえあればという単純なことじゃないです。私も学生時代初めてトレーナーで付いたチームの高校生に「どこが痛いの?」と聞くと、明らかに足を引きずっているにも関わらず「どこも痛くないです」と言われた経験があります。本当に辛くて必死になりました。いくら準備して行っても、それじゃ体を触らせてもらうところまでいかないんです。高校生だと思って何も出来ない自分を棚に上げ、偉そうにしていたのだと思います。就職してすぐの頃は、患者さんに目の前で私の担当を拒否されたこともありました。その頃は、選手や患者さんを知っている病名に当てはめて理解しようとしていたのです。そうして自己満足を追求していたのかもしれません。

以前にあるプロ選手に聞いたことがあります。うつ伏せにマッサージを受けていても、トレーナーの声を出さないアクビも気付くそうです。出勤して咳をしているトレーナーは「何を考えているんだ!」と選手に言われ家に帰されることもあるようです。いい加減な気持ちも伝わります。スポーツ選手に限らず、患者さんも自分の大切な体を預けるのですから、セラピストのことをよく観察し、何を考えているのかまで見抜いています。私たちも選手や患者さんに真剣に向かい、その人の背景まで注意し、その人が求めているものを理解する必要があります。そしてその人の言いなりになるのではなく、その人の為に私たちができることを提案させてもらうのです。

そうしていると昼過ぎに、一通の手紙が大学に来ました。先日の世界大会で一緒だった選手からの手紙です。そこには近況と最近起こった怪我の具合、リハビリに対する強い気持ちが書かれていました。私には「素晴らしいトレーナー」はまだまだ遠い道のりですが、このような選手からの連絡をもらうと本当にエネルギーに代わります。選手や指導者のひたむきさに負けてられません。スポーツ界の発展のために動ける人、選手個々に一瞬でリハビリメニューを作れるトレーナー、リハビリを指導するために夜中まで残って自身のトレーニングを続けるトレーナー、遠く離れた地で活動している選手が滅多にないオフを使って帰ってくるようなセラピスト...素晴らしいトレーナーの話をすればきりがありませんが、そのスタートはすべて信頼から始まります。

少し長くなりましたが、この話をし出すと時間を忘れて話してしまいそうなので、続きはまたの機会にでも...。選手や患者さんが生活の中で必要としてくれるトレーナーやセラピストを一緒に目指してみませんか?きっとお金に代えられない幸せとやりがいを感じられると思います。

2009/09/04(金)

スポーツ分野

関西医療大学保健医療学部 鍼灸学科の黒岩共一です。

トリガーポイント鍼療法では世界一の技術を誇ります。トリガーポイント鍼療法は運動器と呼ばれる、筋、腱、靱帯、骨などの痛みに抜群の効果があります。大変よく効くので、あちこちで治療したけれど痛みが取れなくて泣いていた人が、ここに来て痛みが取れたと言って泣き出すこともあるくらいです。

この大学にくればトリガーポイント鍼療法を学ぶことが出来ます。厳しくなった就職戦線で勝ち抜くには「売り」が必要ですが、トレーナーとして打って出るのに「痛みをとる」技術は強い「売り」になります。何故なら、スポーツをすると幾つかの決まった筋肉を繰り返し使います。
筋の「繰り返し使用」オーバーユースは使用する筋を固い筋に変え、痛みを生じ易い筋へと変えることが知られています。
つまり、スポーツと「痛み」には親子のような関係があるからなのです。誰もが痛くなる可能性を抱えた世界で、痛みをとる技術を持つ。強力な「売り」を持つことになります。

少しくらいの痛みなら我慢するのがアスリートに求められる根性かも知れませんが、ファインなスポーツでは「少しくらいの痛み」でも、十分にフォームを崩し、技の切れを鈍らせます。それどころか、金メダリストを引退に追い込むことさえできます。恐るべし痛み!ですが、スポーツ分野では、筋や腱が何かの「病気に罹って」痛くなることは殆どありません。ブッチと切れたか使い過ぎて痛くなったかのどちらかで、殆どは使い過ぎによる痛みです。使い過ぎの痛みは「病気に罹った」痛みではありませんから、痛みを取ることが本質的な治療です。

でも、痛みをとるくらいトリガーポイント鍼療法でなくてもいいんじゃないの?いけない理由があります。殆どの人は自分が痛みを感じているところが痛くなったところ(つまり病気に罹った悪いところ)だと思っています。
ところが世界中でやられた実験により、痛みを感じているところが悪いところの可能性は1/3~1/2程度(半分以下!)なのです。
痛い所が別にあるのは運動器だけではありません。歯の痛み、頭痛、腹部内臓の痛みも病変が痛い所に見つからないことがよくあり、歯科、内科、泌尿器科、麻酔科のお医者さんを悩ませています。
トリガーポイント鍼療法がスゴイのは「痛みを感じているところ」でなく「痛くなったところ」を探しだして、その痛みの元に鍼をするところなんです。
なにかかなり効きそうでしょう。
違う所にある痛みの元を見つけるトリガーポイント鍼療法の技術は将来、歯科、内科、泌尿器科などの痛みの診断に利用される様になるでしょう。でも取り敢えずアスリーツから喜んで貰える技術を学びに、本学に来ませんか?

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