
2009/06/26(金)
スポーツに関わる意義
関西医療大学 保健医療学部 鍼灸学科スポーツトレーナーコースの中尾哲也です。
私自信がスポーツに関わる理由となるキーワードは『喜び』です。
より良い障害(ケガ)予防対策や治療方法考える時、自分がスポーツを実践して初めて気づくことがあります。また、それはスポーツを実践しなければ、気づく事はできないと思える場面もあります。したがって「自分が指導する内容を、安全かつ効果的に行うためには自分が実際に行うことが重要」と考えています。
直面する様々な問題を頭だけで考えていては、本質的に理解することはできない。実践し考え、悩み、そして結論や結果が出たとき"スポーツ実践者としての喜び"が味わえる。
工夫した方法で指導したことで、選手の成長に結びついたとき"スポーツ指導者としての喜び"が味わえる。その選手が活躍すれば"スポーツを観る喜び"も味わえる。
スポーツを「する喜び」「観る喜び」「支援する喜び」など。そういった『自分の喜びを追求する行為が、選手の幸福につながった時』、何にも代えがたい更なる喜びとなっています。
私にとって「素晴らしいスポーツ」を多くの人々に伝え、理解していただくことができれば次の新しい喜びへとつながるかな。だからスポーツへの関わりは辞められない。
私のとって素晴らしいスポーツ活動には、どのような場面があるのでしょうか。
・個人の目的達成のために合理的に技術を選択し、目的と会った状況をつくるための戦術を立てる。
・決められたルールの中でマナーを遵守し、エチケットを持って行動する。
・対戦相手は的ではなく、自分の勝利に価値を与えてくれる見方である。そこから、対戦相手を敬う心が育まれる。
・直面する様々な状況(ストレス)の中で、自分の感情を認識し客観的に判断、実行する。
・チームの仲間の感情を認識し、人間関係を損なうことなく自己主張する。
・自分のやりたいことを達成するために実現可能な計画を立て、自ら意欲(モチベーション)を高められる。
これらの技術を身につけることは、『社会で健康に自立した生活』を送るためには不可欠な要素であると考えています。教育場面でこれまでスポーツを体育として利用されてきた理由にも関連するのかもしれませんね。
スポーツが国際社会の中での競争や商業に利用され賞金や報酬を受け取ることが当たり前になった時代において、勝利主義が優先されがちですね。
しかし、その勝利を勝ち取るためのプロセスが最も重要なことではないでしょうか。そんなことを考える機会を与えてくれるスポーツは、やはり私の有意義な生活には不可欠な要素のようです。
スポーツトレーナコースでは、スポーツ継続に必要な「怪我を予防し、不運にも怪我をした場合には治療し可能な限り早くスポーツ活動に復帰させる」ことや「素晴らしいスポーツ環境を守り、さらに開拓することができる」人材育成と自立支援を目指しています。
それは、人と人との関わりで形成される社会の一員として安定した生活を送ることができる基盤となると考えています。
スポーツは「明るさ」「元気」「楽しさ」「感動」を人に与えてくれます。
その事だけでも、スポーツに関わる私に『夢』を与えてくれます。

