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関西医療大学 教員ブログ[全学科]

2008年12月アーカイブ

2008/12/26(金)

大学での4年間で得てほしいもの。

12月 ヘルス写真②.JPG
こんにちは、関西医療大学 保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。

ヘルスプロモーション整復学科も2期生を迎えようとしています。海のものとも山のものとも分からぬ新設学科に入学してくれた1期生もキャンパスライフを楽しめるようになってきた頃でしょう。私が学生の頃は、柔道整復師の受験資格は3年制の専門学校でしか取得できませんでした。
当時スポーツ推薦で入学した大学を休学して専門学校に入学し、朝は整骨院、夜はスイミングスクールでバイトをしながら、学校に通ったころを思うと、今の学生さんたちがうらやましいと思うこともしばしばです。

ヘルスプロモーション整復学科では、1年次には一般教養と、解剖学、生理学などの基礎医学と、健康運動に関する基礎を勉強し、専門である柔道整復については2年次より勉強をはじめます。ガンガン勉強するぞ、と気合を入れて入学してこられた学生さんには肩すかしをうけたような気がするようですが、実はこの1年目こそ非常に大切な時間だと私たちは考えています。

専門学校では、1年生の前期から解剖学や生理学などの基礎医学と並行して柔道整復の理論や実技を勉強しました。まだ人体の仕組みが十分理解できていない状態で柔道整復の講義を受けるのは当時の私にとっては非常に苦しく、どのような柔道整復師になりたいのか、というように自分を深く掘り下げる時間ももてないまま勉強に追われていました。
また専門学校では授業の前後に働いている学生がほとんどで、クラスメイトとはテストのために情報交換を行うことはあっても、それ以外でお互いをよく知るという機会は本当に限られていました。

専門学校を卒業した後、整骨院で働きながら、週末はアスレティックトレーナーとしてオートバイのレーシングチームに帯同する生活でした。しかしプロのレーサー達と仕事をするなかで、彼らの要求の細かさ、シビアさについていけなくなり、手当たり次第にスポーツ医学関連のセミナーに参加しはじめました。その中で出会ったアメリカのアスレティックトレーナーに深く感銘を受け、意を決し、卒業して3年後にアメリカに留学しました。
アメリカの大学での勉強は大変でしたが、肌の色も言語も年齢も違うクラスメイトたちと様々な交流もあり、専攻していたスポーツ医学だけでなく、一般教養についても興味が広がってゆき、大学で学ぶことの良さを知りました。いつしか、私の夢は独立開業から教育者になることへと変わってゆきました。

今は教員として学生たちと一緒に過ごさせていただいています。ここには日本全国から集まった、鍼灸師、理学療法士、柔道整復師と様々なゴールをもった学生たちがいます。特に健康運動や、徒手療法については、多くの学生が興味をもっており、課外の時間にいろんな学科から学年を問わず集まり、勉強会を開いています。
それでも飽き足らず、下宿先のアパートでもその続きをすることもあると学生から聞きます。それぞれの描く理想の治療家像を目指して毎日のように「あーでもない、こうでもない」とやっている姿を見ると、私が学生の頃にもの足りないと感じていたものはこれだったのか、と改めて思います。

3年制の専門学校で取得できる資格をあえて4年制大学で勉強する意味は学生のみなさんの数だけあると思います。大学での4年間を学校での授業だけでなく、クラスメイトとの触れ合いも含めた、自分という器を大きくしてくれる期間とできればいいですね。そうできるように私達も努力していきたいと思っています。

12月 ヘルス写真.JPG

2008/12/19(金)

関西医療大学の4年間で得て欲しいもの

こんにちは。
関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 教務部長の鈴木俊明です。

理学療法士の養成校はこの数年間で急増しています。そのため、皆さんが学校を選ばなければどこかの大学、専門学校の理学療法学科に入学できる時代になってきました。学生定員も1万人をはるかに超えています。そこで、受験生の皆さんには、是非、受験校の選択をして欲しいと思います。
 
本学は「治せるセラピスト」を養成するという高い目標を掲げ、常に熱い教育を続けています。「治せるセラピスト」を養成するために、学生さんにも日々努力してもらっています。そこで、本学の4年間で得て欲しいものは、学生と教育陣が一丸となり毎日の努力の結果として得られる「治せるセラピスト」としての実力です。卒業したときに、1万人以上の全国の理学療法士のトップ集団になり、理学療法士として充実した人生を歩むことのできる基礎を得て欲しいと思います。
 
本学は、大変忙しいカリキュラムのなかで、頑張っています。学生全員が「治せるセラピスト」の目標に向かって歩むことで、人生にかけがえのない友人を得ることができるわけです。
 
頑張りましょう。本学で待っています。

2008/12/12(金)

関西医療大学の4年間で得て欲しいもの

こんにちは。
関西医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 スポーツトレーナーコースの増田研一です。

実際に若い皆さんも経験してみると分かると思いますが、大学生活の4年間は長いようで実は大変短いものです。
 私が本学の学生生活で最も身につけて欲しいと考える事項は、医学的な知識や医療上必要な基礎技術もさることながら、『責任』『プライド』『コミュニケーション』の3項目です。これらは(医療職でなくても)いかなる職業に就く際であっても必要なベースとなる要素なのかも知れません。

まず『責任』ですが、『人の身体に触れる』職業はそれなりの資格を有していないと当然ながら法的に認められません。しかしそれ以上に人間の肉体・精神の弱い部分に触れる場合には重大な責任を求められるということを是非自覚して頂きたいと思います。その感覚が例えば服装や言葉遣いなど様々な点に反映されてくるはずです。
 スポーツの現場でも『闘い』の場に身を置く場合にはプロ・アマなどレギュレーション・カテゴリーなど関係なく、勝敗やセレクションなどにおいても非常に厳しい責任を負う可能性を有するという点を早い段階から自覚して欲しいと思います。

一方で専門的な技術・知識を持っているからこそ自らを置くことのできる場のグレードも高まっていく筈であって、良い意味での『プライド』を常に意識して欲しいとも考えます。言わば『責任』と『プライド』は表裏一体であって、どちらが欠けても医療人としてスポーツ現場に所属する人間としては不十分であると考えます。

またどんな場面であっても人と人との関係がスムースであって、意見を自由に交換できるコミュニケーション・スキルを獲得して欲しいと思います。どんなに優れた治療法やトレーニング方法であっても、患者さんやアスリートに十分納得・同意させることが出来なければ十分な効果が得られませんし、逆効果を示す場合さえあります。

難しそうなことを並べましたが、特にスポーツに興味があって将来その現場で仕事をしたいと早い段階から強く考えている学生は『現場』に積極的に出ることで自然と上記の資質を備えていく場合が珍しくなく、我々教員がそのスピードに驚くことさえもあります。

12月 トレーナー写真.JPG


写真は本学の大学院生と私が今年ある競技のトーナメントに帯同して日本タイトルを獲得した際のものです。賞金がウン百万円、手にしたカップもウン百万円する代物でしたが、そんなことよりもチームにおいて選手・スタッフと試行錯誤しながら1つの目的を達成するために必死でコミュニケーションを図り、厳しい責任を果たすための苦しい努力を継続した結果、日本一というごく限られた位置にたどり着く瞬間を共有できた、そんな喜びとプライドを感じて頂ければ嬉しく思います。
 我々は1人でも多くとこのような『お金で買えない』経験を共にしたいと思います。

2008/12/05(金)

関西医療大学での4年間で得て欲しいもの

皆さん、こんにちは。関西医療大学 保健医療学部鍼灸学科 東洋医療コース講師の坂口俊二です。

私は、関西医療大学の前身である関西鍼灸短期大学の3期生(1990年卒)です。卒業後は、研修生、附属鍼灸治療所鍼灸師を経て、これまで教育・臨床・研究に携わってきました。

11月、鍼灸短大時代に共に学び親交の深かったメンバーが会して、同窓会が開かれました。メンバーの近況は、治療院開業、病院勤務、開業のかたわら専門学校での講師をしている者、など様々でした。それぞれが短大で学んだことを基盤に果敢にチャレンジしている姿を見聞きして、本当に元気が出てきました。

お互いが抱えている問題を出して愚痴をこぼすわけでもなく、学生時代を懐かしみ、友の動向を意見交換したり、家族の近況を話したりしました。それぞれに、「職人」鍼灸師としてのアイデンティティを確立している自信と余裕を感じました。
 
ところで、専門資格を目指す学生さんのモチベーションは、入学時が最も高く、年々低くなるというデータを見たことがあります。入学時に抱いた夢と現実の厳しさとのギャップを学年が進むにつれて感じることが原因のようです。夢を持ち続けられなくなり、息切れする学生さんが多いのです。
 
関西医療大学では、4年間でその夢がもっと膨らみ、現実のものとなるよう系統的に東洋医学と現代医学が学べるようカリキュラムを作成しています。例えば、1つの治療法について学年をまたいで講義・実習をしていきます。2年次に基礎的な考えと技術を一通り学び、3年次にその復習と臨床応用、4年次の附属鍼灸治療所での実践と繋がっていきます。学・術の定着のための積み上げが自信の定着になると考えています。このような学びは基本的には少人数(クラス単位)で進められていきます。ですから、クラス間での親交や結びつきは強くなっていきますし、一生涯の友として、またライバルとして切磋琢磨していく源となります。
 
関西医療大学は、学びの場と夢実現へのカリキュラムを充実させ、さらにエキスパートとしての教員、職員が一丸となってハード・ソフト両面をサポートしています。この学舎では、きっと抱いた夢を持ち続けさらに膨らませることができます。また、一度本学を訪れてみて下さい。もっと熱い思いを伝えることができると思いますから。

12月 東洋写真.jpg

    附属鍼灸治療所での私の写真です ↑

2008/12/01(月)

理学療法士でしか味わえない喜び

皆さん、こんにちは。
関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 講師の米田浩久です。
今回は、「理学療法士でしか味わえない喜び」というテーマについて少し考えてみたいと思います。

突然ですが、皆さんは「自利他利」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉には、「他を利する事により、いつかは自らを利する」という意味があります。
理学療法士の「喜び」を考えるとき、すべてはこの言葉に尽きるのではと思います。

例えば、患者さんのお礼の言葉は、私たち理学療法士の最大の喜びであり、理学療法士を続けていく上で非常な支えとなります。このことは、「自利他利」を理学療法士の「喜び」として表す最たるものであり、患者さんにおこなったリハビリテーション(他利)によって、自らの職業人としての生きがいが喚起され(自利)、理学療法を続けていく糧になるのではと思います。

しかし同時に、理学療法士にとっての喜びである「自利他利」の本質は、「もっと別の所にあるのでは?」と最近よく考えます。

理学療法士は、動作を変化させることができる唯一の職業です。
ただ、動作を変化させるといっても、単に「歩くときにふらつきがあるから筋力を鍛えればいい」とか、「立つ時に足が伸びないから、伸ばしてあげればいい」といった単純な治療をおこなう訳ではありません。
例えば骨折をしたとしても、患者さんにより骨折をした状況は様々です。車にぶつかった、転んでひねった、高いところから落ちたなど、多岐にわたります。骨折をした状況が違えば、痛めた筋肉やじん帯なども患者さんによって異なるのは当然であり、その結果、動きも患者さんによってまったく違ったものになってきます。
また、脳の同じ箇所に出血が生じたからといって、どの患者さんも同じような動作になるとは限りません。脳は非常に個人差の著しい器官ですから、患者さんによって、やはりまったく異なる動作になってしまいます。

 つまり、本当に動作を変化させたいと考えるのであれば、患者さん一人一人について、どのように動作をおこなっているのかを詳細かつ正確に把握・分析(動作分析)しなければなりません。そのうえで患者さんを早く治したいのであれば、得られた分析結果から患者さんの動きを悪くしている問題点を予測(トップダウン評価)して治療をおこなう必要があります。

これらの動作分析やトップダウン評価は、本学理学療法学科の掲げる「治せるセラピスト」になるために必要不可欠なものですが、基礎が重要であり、また一朝一夕で会得できるものではありません。

「治せるセラピスト」を追求する道は、一生続くのかもしれません。
しかし、ここで私は次のように考えます。

『理学療法士にとって真の意味での「自利他利」とは、多くの患者さんのリハビリテーションを通して日々貴重な経験や知識・技術を蓄積する機会が与えられること(他利)により、より多くの患者さんを治すことができるプロフェッショナルとしての「治せるセラピスト」の喜び(自利)が得られることではないか。』

「治せるセラピスト」として理学療法士の「自利他利」の真髄を極めてみませんか?
関西医療大学 理学療法学科では、そんな「喜び」への道程(みち)を用意してお待ちしています

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