
2008/10/03(金)
鍼灸師になるには?
鍼灸師(しんきゅうし)には、どうしたらなれるのでしょうか?
今回は、このテーマでお話させていただきます。保健医療学部 鍼灸学科東洋医療コースの山﨑寿也と申します。
一般的には、"鍼灸師"と言っていますが、実はこの呼び名の資格はありません。
"はり師"と"きゅう師"の2つの国家資格を合わせて鍼灸師と呼んでいます。
鍼灸師になるには、文部科学省管轄の短大(3年制)・大学(4年制)もしくは厚生労働省管轄の養成施設(いわゆる専門学校、3年制)のいずれかを卒業する事が条件となります。
卒業(もしくは卒業見込み)すると、はり師・きゅう師の国家試験の受験資格が得られ、国家試験に合格すると晴れて鍼灸師になれるのです。
では次に国家試験について少しお話していきましょう。
国家試験は、卒業間近の2月末に、はり師試験150問、きゅう師試験150問(140問は共通問題)の筆記試験を受けて基準に達すると合格になります。現在実技試験は免除されています。(各学校にて評価が任されています)
試験の内容ですが、基礎の科目・医学の科目・鍼灸の科目の3分野から出題されます。
基礎の科目とは、医学概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学の5科目のことで、医学の科目とは、病理学、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーションの4科目を、鍼灸の科目とは、東洋医学概論、経穴学、東洋医学臨床論、はり理論・きゅう理論の4科目のことをいいます。
鍼灸師だからと言って、鍼灸・東洋医学の事だけを勉強するのではありません。身体の基礎的な事、西洋医学の事などもバランスよく学ぶ必要があります。そのために上記のように広範囲にさまざまな事を習得しなければなりません。当然、実技の授業もたくさんあり、技術も身につけなくてはなりません。
大学での勉強はとても大変ですが、鍼灸師を目指しているみなさん、関西医療大学・鍼灸学科でがんばってみませんか?君たちの挑戦を待っています!!

